映画-Movie Walker > 人物を探す > 加賀美幸子

年代別 映画作品( 1987年 ~ 1998年 まで合計2映画作品)

1998年

明日への架け橋 明石海峡大橋総集編

  • 1998年当年公開
  • 解説

本州と淡路島の間に架けられた史上最大の吊り橋「明石海峡大橋」の建設記録を描いた作品。ある海難事故をきっかけに、当時の神戸市長原口忠次郎氏によって本州と四国を結ぶ架け橋の構想が提案された。1970年、本州四国連絡橋3ルートの建設が決定、基礎調査が始まり、全長1990メートルの世界最大の吊り橋が架けられることが決定する。1985年、ついに工事が始まった。それは明石海峡の強潮流、大水深下など困難な状況をいかに克服するかにかかっていたが、日本の橋梁技術は欧米に比べて大幅に立ち遅れていたため、様々な新たな技術が開発された。1995年には阪神淡路大震災が発生、改めて、連絡橋によるライフラインの重要性が唱えられた。そして、1998年4月、明石海峡大橋が完成した。98年度芸術選奨短編映画部門優秀作品賞、98年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第8位。16ミリ。

監督
日下部水棹
出演キャスト
加賀美幸子
1987年

柳川堀割物語

  • 1987年8月15日(土)公開
  • 解説

8年前、福岡県柳川市に起こった柳川暗渠事件を基に人と水とのかかわりあいを実写とアニメーションで描く異色のドキュメンタリー。都市化が進み工場廃液などで汚染・汚濁化した堀割を埋め立てようとする計画が発表されたが、役所の一係長が堀割の果たしてきた歴史的役割を調べ、浄化して人々の生活に役立てようと提案し、実現させる。製作は「天空の城ラピュタ」の監督・宮崎駿、脚本・監督は「セロ弾きのゴーシュ」の高畑勲、撮影は高橋慎二がそれぞれ担当。映画の構成は次のようになっている。プロローグ「川下り」水の街・柳川の四季折々の風景が映される。第一章「堀割は生きている」(水路の点描)コイ、ザリガニ、ヘビ、アシ、ウォーターヒヤシンスなど堀割に凄むさまざまな動植物と人々との暮らし。第二章「吸水場と舟とお濠端」(水路網の特色と利用)堀割はかつて人々の暮らしを支える重要な役割を果たしていた。第三章「柳川三年、肥後三月」(水路のしくみ)川の水を平らな土地に供給する堀割の仕組みは、さながら精密機械のようである。間秦曲「夏珠沙華」を背景に映像詩が展開、難攻不落の柳川城伝説や白秋前夜祭の様子が描かれる。第四章「福岡県令飯用河川取締規則」(水路が清浄だった頃)昔は掘割に蛍が飛び交い、水をすくって飲むこともできた。人々はいかにして水を清く保っていたか。第五章「列島改造の時代」(水路の荒廃)高度経済成長の時代。柳川の掘割も工場廃液などで汚染されヘドロ化し、ハエやカの発生源となった。やがて埋め立て計画が発表される、第六章「海のつくった平野」(堀割のなりたち)人々はどのようにして平野に住みついたか。平野の歴史を描く。第七章「水を“もたせ”る」(水利システムの完成)試行錯誤を繰り返しながら私たちの祖先がつくり上げた堰や桶門のシステムとその役割。第八章「水の一滴は血の一滴」(矢部川水争い)筑後川の水を取り入れる淡水取水をめぐって久留米・柳川両藩の一〇〇年を越す水争い。第九章「直訴と英断」(水路再生にむかって)中小の堀割がコンクリートで固められてしまうことに対して、一人の男が異議を唱えた。第十章「自然を生かし共に生きること」(水土のとつきあい)市民総出で行われる川や土手の定期清掃。冬の風物詩・城堀の“水落ち”と、春の風物詩・子供の“川まつり”。第十一章「住民と行政の連帯」(水路再生のあゆみ)一〇〇回を越える人々の話し合いの結果、市職員と市民が共に堀割の浄化に取り組むことになった。沖ノ端天天宮祭では、オランダ灘子に乗って舟舞台が水路を上がり下りする。エピローグ「川下り」川で憩う人々。再び水の街・柳川の風景が描かれる。(16ミリ)

監督
高畑勲
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