TOP > 映画監督・俳優を探す > 武満徹

年代別 映画作品( 1963年 ~ 2011年 まで合計92映画作品)

1996年

精神の声<第1話-第5話>

  • 1996年8月10日(土)
  • 音楽

旧ソ連のタジキスタン共和国で続く内戦に派兵されたロシア軍の若き兵士たちと生活を分かち合い、その魂の真実に迫る精神的・霊的なドキュメンタリーの試み。「静かなる一頁」「ロシアン・エレジー」など映像による独自の精神世界を切り開いてきた現代ロシア映画の鬼才アレクサンドル・ソクーロフがベータカム・ビデオを駆使して完成させた。映像による瞑想ともいうべき長編映像詩の金字塔。撮影は最初「セカンド・サークル」「ストーン」「ロシアン・エレジー」「静かなる一頁」などソクーロフ作品のほとんどを手掛けてきたアレクサンドル・ブロフが担当したが、途中から若手のアレクセイ・フォードロフに交代した。音楽はモーツァルトのピアノ協奏曲17番、19番、23番とベートーヴェンの交響曲第7番、それにフランス現代音楽の代表的巨匠で92年逝去したオリヴィエ・メシアンの作品から、そして第二部以降は日本の現代音楽最大の巨人で、映画音楽にも大きな足跡を残して先頃急逝した巨匠武満徹の『波の盆』が主要モチーフとして使われている。撮影の対象となったのはタジク=ロシア国境地域に駐屯するモスクワ国境警備隊第11駐屯地の兵士たちで、そのほとんどが撮影後戦死しているという。過酷な戦闘で遺品・遺骨もほとんどなく、唯一の形見として未編集の撮影テープが遺族に贈られた。ナレーションはソクーロフ本人。本作はまず95年ロカルノ映画祭に出品され、同年の山形国際ドキュメンタリー映画祭では特別招待作品としてクロージングに上映されて大きな衝撃を与えた。その後96年ベルリン国際映画祭、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭でも招待上映、また95年10月にはロシアで全編テレビ放映されている。

監督
アレクサンドル・ソクーロフ
出演キャスト
アレクサンドル・ソクーロフ
1995年

写楽(カンヌ・ヴァージョン)

  • 1995年6月17日(土)
  • 音楽

カンヌ国際映画祭出品に伴い、海外向けに再編集されたカンヌ・ヴァージョン。冒頭に英語字幕での解説を加え、外国の観客にも分かり易くしてあるのが特徴。また、日本版は138分という長尺での公開だったが、今回は120分となっている。

監督
篠田正浩
出演キャスト
真田広之 フランキー堺 岩下志麻 葉月里緒奈

写楽

  • 1995年2月4日(土)
  • 音楽

寛政6年から7年にかけて浮世絵界に突如として現れ、およそ140種の役者絵と相撲絵を残して消えた謎の浮世絵師・写楽の、霧に包まれた正体に迫る歴史ドラマ。監督は「少年時代」の篠田正浩。撮影を鈴木達夫、音楽を96年に急逝した武満徹が担当。また、“写楽研究家”としても知られている俳優・フランキー堺が、企画総指揮に当たっている。松竹創業100年記念協賛作品。95年度キネマ旬報ベストテン第5位。

監督
篠田正浩
出演キャスト
真田広之 フランキー堺 岩下志麻 葉月里緒奈
1993年

ライジング・サン(1993)

  • 1993年11月6日(土)
  • 音楽

日米経済摩擦を背景に、複雑な殺人事件の謎に挑む2人の刑事の活躍を描くサスペンス・ミステリー。内容がジャパン・バッシングであるとして、全米公開時には日系人団体から上映反対の抗議運動が起こって話題を呼んだ。監督は「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」のフィリップ・カウフマンで、製作は実子ピーター・カウフマン。「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトンの小説を、原作者と監督、アップル社のコンサルタント出身で「ジュラシック・パーク」のスーパーバイザーを務めたマイケル・バックスの3人で脚色。撮影は「ドク・ハリウッド」のマイケル・チャップマン(カメオ出演も)、音楽は本作が初の海外映画となる、「乱」の武満徹が担当し、演奏は岩城宏之指揮の東京コンサーツ。SFXはILMが手がけている。出演はエグゼクティヴ・プロデューサーも兼ねる、「ザ・スタンド」のショーン・コネリーと「ハードプレイ」のウェズリー・スナイプス。「レザボア・ドッグス」のハーヴェイ・カイテル、「ホッファ」のケヴィン・アンダーソン、「ロボコップ3」のマコ、「ラストエンペラー」のケイリー・ヒロユキ・タガワらが脇を固めている。

監督
フィリップ・カウフマン
出演キャスト
ショーン・コネリー ウェズリー・スナイプス ハーヴェイ・カイテル ケリー・ヒロユキ・タガワ

DREAM WINDOW 夢窓 庭との語らい

  • 1993年
  • 作曲、出演(不明 役)

アメリカ人が記録した日本庭園についての映画。西芳寺、天龍寺、龍安寺、裏千家、修学院離宮、桂離宮、大徳寺などをはじめ、土門拳記念館、カナダ大使館、草月会館など、さまざまな建築物が登場する。建築物紹介の合間に日本人へのインタヴューを挟み、日本庭園に対する日本人の思いを伝えた。インタヴューに答えているのは、詩人や作曲家、建築家、舞台デザイナー、映画監督、旅館の主人、住職など。違った分野で活躍している人物たちが、それぞれ自分の意見を述べている。監督はドキュメンタリー映画「老人と海」のジャン・ユンカーマン。製作はスミソニアン研究所。スミソニアン研究所は一八四六年に英国人の科学者、ジェイムズ・スミッソンの遺産によって設立されたもので、現在はワシントンに本部を置く、アメリカ最大の学術研究機関となっている。キネマ旬報文化映画ベストテン第九位。

監督
出演キャスト
朝倉摂 大岡信 佐藤年 武満徹
1992年

豪姫

  • 1992年4月11日(土)
  • 音楽

秀吉の養女にして奔放な豪姫と、利久亡き後の猛将かつ反骨の茶人・織部。権力者・家康になびくことなく自由を貫いた2人の生き様を重厚なタッチで描く、脚本・監督は「利休」の勅使河原宏。共同脚本は同作の赤瀬川原平。撮影は「陽炎」の森田富士郎がそれぞれ担当。

監督
勅使河原宏
出演キャスト
仲代達矢 宮沢りえ 永澤俊矢 三國連太郎
1989年

利休

  • 1989年9月15日(金)
  • 音楽

織田信長、そして豊臣秀吉に茶頭として仕えた千利休の生涯を描く。野上彌生子原作の小説『秀吉と利休』の映画化で、脚本・監督は「アントニー・ガウディー」の勅使河原宏、共同脚本は赤瀬川原平、撮影は「226」の森田富士郎がそれぞれ担当。

監督
勅使河原宏
出演キャスト
三國連太郎 三田佳子 二代目松本白鸚 二代目中村吉右衛門

黒い雨

  • 1989年5月13日(土)
  • 音楽

原爆による黒い雨を浴びたために人生を狂わせられてしまった女性と、それを暖かく見守る叔父夫婦とのふれあいを描く。井伏鱒二原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「女衒」の今村昌平、共同脚本は「ジャズ大名」の石堂淑朗、撮影は「危険な女たち」の川又昂がそれそれ担当。

監督
今村昌平
出演キャスト
田中好子 北村和夫 市原悦子 原ひさ子
1988年

嵐が丘(1988)

  • 1988年5月28日(土)
  • 音楽

中世、ある一族に拾われた少年の数奇な愛と運命を描く。エミリ・ブロンテ原作の『嵐ヶ丘』の映画化で、脚本・監督は「人間の約束」の吉田喜重、撮影は「郷愁」の林淳一郎がそれぞれ担当。

監督
吉田喜重
出演キャスト
松田優作 田中裕子 名高達男 石田えり
1986年

鑓の権三

  • 1986年1月15日(水)
  • 音楽

不義密通の濡衣を着せられた男女の道行きを描く。近松門左衛門原作の世話浄瑠璃『鑓の権三重帷子』の映画化で、「卑弥呼」の富岡多恵子が脚色、監督は「瀬戸内少年野球団」の篠田正浩、撮影は同作の宮川一夫がそれぞれ担当。

監督
篠田正浩
出演キャスト
郷ひろみ 岩下志麻 火野正平 田中美佐子

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2020/10/28更新
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