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坂本龍一、李相日監督作『怒り』の音楽を担当!

2016年6月16日 09:47

世界の坂本龍一が音楽を務める
世界の坂本龍一が音楽を務めるPhotograph by Chad Kamenshinv

吉田修一の原作を李相日監督が映画化した『怒り』(9月17日公開)。同作の音楽を坂本龍一が担当する。

撮影現場を見学したという坂本は、「李相日さんと初めて仕事をした。事前の噂では大変に難しい人だという。実際に仕事をしてみると、なるほどしつこく、粘り強くこちらに様々な要求をしてくる。しかしそれは『もっとよい方法があるのではないか』『もっとよくなるのではないか』という李さんの作品へのこだわりからくるものであり、モノを作る人間ならば当然の欲求であって、逆にそれがないのがおかしいと言わざるを得ない。『怒り』は日本映画としては珍しくエンタテインメントに流されず、骨太でパワフルな映画になったと思います」とコメント。

また、李監督は、「『怒り』……これは誰の目にも見えるわけではない。けど、間違いなく誰の側にもあるもの。そんな雲をも掴み取ってしまうような鋭い感性が坂本さんには存在する。映像から受けた刺激と、僕のゴタクに忍耐強く耳を傾け、ミリ単位に及ぶ緻密で壮大なサウンドが生み出される。登場人物たちは多様な顔を見せ始め、シーンは様々な解釈を生じさせていく。もっと深く、もっと濃密に…思えば、“坂本龍一”という名の大きさに呑まれぬよう自分を叱咤していた。気付けば、呑まれたのは、『怒り』に臨む坂本さんの姿勢。剥き出しの、その情熱に」と、坂本との仕事を振り返っている。

本作のプロデューサーを務めた川村元気は、「李相日監督たっての願いで、世界の坂本龍一に『怒り』の音楽を依頼した。揺れる登場人物たちの感情を、冷静な世界からエモーショナルに音楽を描けるのは、世界においても坂本龍一しかいなかった」とオファー理由を明らかにしている。

『悪人』(10)の吉田修一原作、李相日監督が再びタッグを組み、そこにアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『レヴェナント:蘇えりし者』(公開中)でも音楽を手掛けた坂本龍一も加わった群像ミステリー『怒り』。主演を務める渡辺謙のほか、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡ら、日本を代表する俳優陣が集ったことでも話題を集めている。【Movie Walker】

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