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次期朝ドラにも出演の注目俳優、大野拓朗「芝居への情熱は誰にも負けたくない」

2016年3月04日 11:30

「現場で死にたい」大野拓朗の役者業への情熱に迫る

「あさが来た」のディーン・フジオカや、「カーネーション」での綾野剛。ヒロインだけでなく、NHK朝の連続テレビ小説をきっかけにブレイクした男性俳優陣は多い。そんな中、4月よりスタートする「とと姉ちゃん」で注目したいのが、若手俳優の大野拓朗だ。 3月5日より公開となる『セーラー服と機関銃 -卒業-』では、リーゼント頭でヤクザの組員を演じた彼。「暑苦しくないですか!?」と本人がいうほどの、役者業にかける情熱に迫った。

赤川次郎の大ベストセラー「セーラー服と機関銃」の続編を、橋本環奈をヒロインに迎えて映画化する本作。大野は、組長・星泉(橋本)を支える、目高組の組員として生き生きとした演技を披露している。役者業をはじめて6年目。2015年には、「三匹のおっさん2〜正義の味方、ふたたび!!〜」や「LOVE理論」、「Let's天才てれびくん」など数々のドラマ、バラエティに出演。「週7でテレビ出演する男」とも呼ばれた大野。ヤクザ役は、「三匹のおっさん」で共演した北大路欣也からのアドバイスもあり、待望の役柄だったと話す。

「北大路さんから、『ヤクザ役をやるといいよ。ヤクザ役もできるのがいい役者なんだ』とずっといわれていたんです。今回の役をいただいて、すぐに北大路さんにお電話しました。『どういうものを見たらいいですか?』と勉強法を聞いたら、『高倉健さんのヤクザはかっこいいと憧れる人も多い。憧れの人を見て、近づこうとするのがいい役作りになると思うよ』とアドバイスをいただいて。高倉健さんの映画を見たり、あとはジェームズ・ディーンの不良性が、演じる役に近いのかなとも思ったので、ジェームズ・ディーンの悪ガキや、暴れ馬的な雰囲気を勉強しました」

現場でも名だたるベテラン陣と共演を果たした。「武田鉄矢さんは、いかに主演である組長を盛り立てる芝居をするかというのを、とても明確にやっていらして。背中を見ていて、本当に勉強になりました。撮影が終わったときに、『君はすごく細かいところまで芝居を考えていて、すごくよかったよ』とお褒めの言葉をいただいて。すごくうれしかったです」

狂気すら感じる安藤政信の演技にも刺激を受けたそう。「安藤さんはリハーサル、テスト、本番と全部違うお芝居をするんです。その場の空気で感じたものを出すんです。ナイトクラブのシーンの本番では、安藤さんがミラーボールを割って流血してしまって。でも流血しながら、ずっとお芝居を続けていたのが、本当にすごかったです!それが僕のクランクイン初日の出来事だったので、『安藤さんに負けていられない』、『もっともっと、内側から出せる芝居をしたい』と思って、より一生懸命になることができました」

現在、27歳。もともとは「プロスポーツ選手のメディカルトレーナーになりたかった」とか。「人々に夢を与えるプロスポーツ選手のサポートをしたかったんです。それで立教大学のスポーツウェルネス学科に通っていたんですが、そのときにミス・ミスターコンテストに出場してグランプリをいただいて。その後、ホリプロの50周年企画で、各大学のミスターと一般公募を集めて役者のオーディションがあるということで、『思い出作り』といった気持ちで出たんです。オーディションでは合宿があったんですが、そのときに周りが、役者への意欲ですごくギラギラとして輝いていた。自分が弱々しく感じたし、何より初めてお芝居の練習をしてみたら、すごく楽しくて。その奥深さに底知れぬ魅力を感じて、芝居をやりたいなと本気で思うようになりました」

それからは「ファンの方から『最近落ち込むことがあったけれど、拓朗くんを見て元気をもらった』など言っていただくこともあって。自分が夢を与える仕事ができているとするならば、すごくうれしい。芝居も楽しすぎて、この仕事に就けて本当に幸せです」と天職と感じるほどに役者業にのめり込んでいる。

「一生、役者でいたいし、僕の夢は現場で死ぬことなんです。現場でクランクアップした瞬間に倒れて、死にたい(笑)。それくらい芝居に関わっていたいです。芝居に対する愛や情熱だけは、誰にも負けたくないと思っていて。今年は『セーラー服と機関銃 -卒業-』や朝ドラもあるので、いつもの表情とはまた違う、色々な僕を楽しんでいただけたらうれしいです」。気持ちいいほどの熱血漢!キラキラとした瞳で芝居に打ち込む彼が、たくさんの新たな表情を見せてくれそうで、ワクワクとするような注目俳優だ。【取材・文/成田おり枝】

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