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大野拓朗が見た、女優・橋本環奈“ひと夏”の変化とは?

2016年3月03日 10:57

大野拓朗が証言!橋本環奈のすごさ

橋本環奈が待望の映画主演デビューを果たす。映画初主演作となったのは、伝説的タイトルを新たに映画化する『セーラー服と機関銃 -卒業-』(3月5日公開)。橋本演じる組長・星泉を支える組員役を演じた大野拓朗は、「人ってこんなに短い間で成長できるものなんだとびっくりした!」と橋本の本作を通しての成長に驚くことしきり。現場での橋本の座長ぶり。感じた変化について証言してもらった。

星泉は、薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみといった名だたる女優陣が演じてきた伝説的ヒロインだ。本作はそれらの後日談として、泉が街を乗っ取ろうとする組織に立ち向かう姿を描く物語。大野は「前田(弘二)監督をはじめ、プロデューサー、スタッフ、出演者全員が『橋本環奈にいい影響を残せるように』と臨んだ現場でした。キレキレの役者たちが、キレキレの芝居を組長にぶつけた。長谷川博己さん、安藤政信さん、武田鉄矢さんもみなさんが、『環奈のために、組長のために』という思いを口にしていました。それは必ず、映像の向こう側にも伝わるはずです」と、誰もが女優・橋本環奈の第一歩を支える意気込みだったという。

大野が演じたのは、泉が組長を務める目高組の組員・祐次役。撮影2か月前から、前田監督と橋本によるリハーサルが開始。途中からは大野も参加したそう。「リハーサルからずっと一緒にやらせてもらいましたが、本番が始まったときにはリハーサルとはまったく違う表情になっていて!」と橋本の変化について語る。

「もう初日から、『組長になれているな』と実感することができました。また日を追うごとに、どんどんいい顔つきになっていくんですよ。ひとりの人間の成長を目の当たりにした気がしています。撮影は2か月ちょっとでしたが、人間ってこんなに短い間に成長するものなんですね。終盤で、武田さん演じる土井さんが、『組長、きれいになりましたね』というんですが、そのセリフがぴったり。これは映画好きの方はたまらないと思います」

「本格的な演技は初めてという中で、表情の変化に驚いた!」という大野にとって、特に泉の表情にグッときたオススメのシーンを教えてもらった。「長谷川さんに銃を向けるシーンや、穴を掘る一連の流れのシーン。リハーサルでは決して見せなかった、『こんな顔をするんだ』という表情が見られてうれしかったです。また、僕と晴雄(宇野祥平)とで、組長に自分たちの過去を打ち明けるシーンがあるんですが、僕は撮影をしていて、そのシーンに一番感動したんです。組長はすごくさみしげな表情をして、僕らの話を聞いていました。カメラには僕と晴雄が映っているので、あまり組長の表情はわからないのですが、背中からもさみしさが伝わってくるようなシーンになっているので、ぜひそこも注目してほしいです」

表情の変化、女優としての成長とともに、大野が驚いたのは、橋本の座長ぶりだ。「監督から色々とアドバイスをいただいて、それを真摯に全部受け止めて、悩みながら、考えながら、本当に一生懸命に成長しようとしていて。現場の立ち居振る舞いもすごいですよ!スタッフさん全員の名前を覚えて、例えば録音部のアシスタントさんとか、本当に若手の方まで、ちょっと退屈そうにしている人がいたら、話し掛けに行ったりとか。『さすが、主演だな!』と感心しました」

そんな橋本の姿には、大野自身も刺激を受けたという。「僕も役者をはじめて6年目に入った今でも、常に成長していきたい、死ぬまで成長していきたいと思っています。そうやって組長が成長していく姿をこんなに間近で見ることができたので、自分のスタイルやスタンス、志は間違っていないんだと感じることができました。それと同時に、『こんなに短い間で成長しやがって、コノヤロウ!』とちょっと嫉妬しちゃいまいたね(笑)。僕も負けていられないと、すごく刺激をもらいました」

『セーラー服と機関銃』が伝説たる所以は、10代のヒロインのその瞬間の輝きを切り取っているからだ。頼もしい共演者たちに支えられ、大役を演じきった橋本環奈。本作もまた、撮影当時16歳の彼女の自由さ、純粋さを見事に映し出した、清々しい青春映画とオススメしたい。【取材・文/成田おり枝】

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[c]2016「セーラー服と機関銃 卒業」製作委員会| [c]2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会| [C]2016「セーラー服と機関銃 卒業」製作委員会| [C]2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会| [c]2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会