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『アマルフィ』織田裕二に「車にひかれろ」と驚きの注文

2009年6月24日 22:30

『アマルフィ 女神の報酬』のロケ地がイタリアということで、会場もイタリアンカラーに!

織田裕二主演、フジテレビ開局50周年記念映画『アマルフィ 女神の報酬』(7月18日公開)が遂に完成! 6月24日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで完成披露舞台挨拶が行われ、織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、佐野史郎、伊藤淳史、西谷弘監督が登壇した。

フジテレビ史上最高の製作費を投じ、オールイタリアロケで撮ったこの話題作。織田が扮するのは、イタリアで起こった大規模なテロに挑む外交官・黒田康作役だ。イタリアのいくつかの観光名所で無茶なロケを敢行したが、なかでも織田裕二は、スペイン広場で西谷監督から受けた指示に、一瞬耳を疑ったと言う。

「台本を読んでもそんなシーンはなかったんですが『ここで車にひかれてくれ』と監督から言われて。てっきりスタント(マン)がやると思っていたら、そこでの衣装を渡されて(苦笑)。まさかスペイン広場であんなことをやらされるとは」

そのシーンを見ていた天海は、「ハラハラしました。その動きを一連で撮ったカットがあるんですが、あそこは本当に興奮しました」とコメント。MCが「いきなり思いたったのですか?」と質問すると、当の西谷監督は「スペイン広場を見てて、そう思いました」と表情を変えずにさらりと答える。

西谷監督の妥協を知らない演出は、佐藤浩市のエピソードからも明らかになった。佐藤いわく「西谷さんは完璧主義なんですよ。これはプロデューサーからは言わないでくれって言われてたんですが、実は1カットだけ日本で撮ったシーンがあるんです。ある現像所のミスで使えなくなったもので。でも、さすが西谷さん、そのシーンをぜひやりたいと言ったそうで……」。なるほど、通常1カットくらいならそこだけカットすれば済む話なのだろうけど、なんと東宝スタジオでその1シーンだけの撮影のためにセットを最初から組みたてて、撮り直したのだという!

佐藤は、仕上がりについて「映画で贅沢な気持ちになれることを思い出させてくれた映画」と心から絶賛。織田も試写を観た感想をこう述べた。「すべてを観終わったあと、横を見たら、天海さんが涙を流されてて、すごくどっきりしました。本当に観るとどんどん引き込まれていき、感情が高ぶっていく映画です」。天海も「あるシーンから堰を切ったように泣き始めました。いろんな思いで観てほしい映画です」と映画をアピール。

繰り返しますが、オールイタリアロケ(あ、1カットのみ日本ロケ……)の美しい映像はまさにどこを切り取っても映画的。織田裕二扮する外交官・黒田の魅力はもちろん、原作者・真保裕一によるサスペンスの予断を許さない展開も、観るものを釘付けにする。現在、NTTドコモの携帯動画で序章『アマルフィ ビギンズ』を配信中なので、まずはそこからチェックして、7月18日(土)の公開に備えよう。【MovieWalker/山崎伸子】

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