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ウディは?ハビエルは?恋多き女、ペネロペの必殺技は“褒め殺し”!?

2009年6月23日 12:13

キャリアもプライベートも順風満帆なペネロペ・クルス

『それでも恋するバルセロナ』(6月27日公開)で、見事アカデミー賞助演女優賞に輝いたペネロペ・クルス。スペイン人女優としての受賞は初の快挙で、受賞時に「芸術というのは、言葉を超えたものです!」と興奮気味にスピーチしていた姿が印象的だった。

本作で彼女が扮するのは、激情型で天才肌の芸術家・マリア・エレーナ役。メガホンをとったのは、彼女が大ファンだったというウディ・アレンだ。ペネロペがウディにどうアプローチし、念願のオスカー像を勝ちとったか、本人に聞いてみた。

「ウディの映画は、新作が封切られたら公開日の午後4時には観てるってくらいファンなの。一番のお気に入りは、『地球は女で回ってる』(97)。『マンハッタン』(79)も『アニー・ホール』(77)も『ブロードウェイと銃弾』(95)も、とにかく彼の映画は全部好き。だから、彼とお近づきになれてとても嬉しいの」

ウディと彼女を引き合わせたのは、ペネロペのエージェントだったと言う。「私のエージェントが彼との面接をセッティングしてくれたの。ウディは、私が彼の大ファンだってことをエージェントから聞いていたそうよ。面接は40秒ほどだったけど、それは珍しく長い方だと言われたわ。通常、彼の面接はすごく短いんだって。15秒くらいの時もあるそうよ。でも、短いからといって出演依頼がないってことではないらしいわ」

ウディ・アレンはとても優しい監督だというペネロペ。「打ち上げパーティーでやっと少し話し込めたって感じだった。ウディはスタッフ全員にとても優しいの。だから、クルーは全員彼のことを好きになったわ。実は、クランクアップの時、彼からメガネをプレゼントされたの。私の宝物よ。彼は2つしか持っていないメガネのうちの1つを私にプレゼントしてくれたの」。あらら、ウディもペネロペをお気に召したってことか。

ペネロペといえば、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルのごひいき女優だが、このふたりの作風をどう思っているのか。「2人ともシリアスで深いことを話すけど、それが決して押しつけがましくなく、説教されているような感じがしないの。皮肉も混ざっているけど、ウィットとユーモアに富んでいるからね。だから、2人ともキャラクターが何か大変な思いをすることで笑いを産むという映画を作っている。それこそ私たちの人生だと思わない?」

劇中の元夫ファンアントニオを演じたハビエル・バルデムとの交際も話題になった本作。やはりここはひとつ、彼の魅力についても聞いてみたい。「俳優としての彼について話しましょう。彼は常に素晴らしい俳優で、カラフルなパレットを持っているわ。フアン・アントニオ役は、とても難しい役だから、ものすごく才能があって緻密な演技ができる俳優じゃないと無理。そんなキャラを、ハビエルは、とても魅力的に演じたの」。はいはい。ごちそうさまです。

監督や共演者みんなからの愛を養分にして、自分を磨き上げてきた“スペインの宝石”ぺネロペ・クルス。『それでも恋するバルセロナ』は、そんな彼女の魅力が最大限に引き出された映画だから、ぜひその輝きを堪能して。【MovieWalker/取材:はせがわいずみ】

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