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松山ケンイチと北川景子、若き日の失態談で森田芳光監督を偲ぶ

2015年12月20日 20:21

松山ケンイチと北川景子が森田芳光監督との思い出を語った

故・森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(81)のその後を描く完全オリジナルストーリー『の・ようなもの のようなもの』(2016年1月16日公開)の舞台挨拶が、12月20日に新宿ピカデリーで開催。松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信らキャストと、杉山泰一監督が登壇した。松山は「今日は森田監督の命日ですので、こういうタイミングでこの作品の完成披露ができるのはとても感慨深いです」と語った。

森田監督とのエピソードを尋ねられた松山は「いちばん覚えているのが、『椿三十郎』の舞台挨拶で怒られたことです。最後の決闘のシーンの後、織田(裕二)さんが去っていくシーンで、僕は地面に平伏するんですが、そこで襟が上がっていたことを言ったんです。楽屋ヘ戻ったら、監督から『ダメだよ。ああいうこと言っちゃ。そこしか見なくなっちゃったじゃん』と言われて。確かにそうだなと」と苦笑い。

北川は、『間宮兄弟』(06)のオーディションの時のエピソードを紹介。「初めてお会いしたんですが、違う役を言われていたのに『あ、いいや。夕美の方、読んでよ』と言われて。『わかりました』と、若かったのでむっとしてしまったんです。そしたら森田監督が『私のこと誰かわかりますか?監督の森田です』と言われて。ああ、落ちたなと思ったら、夕美役に決まって。本当に心の広い監督だなと思いました」。

舞台挨拶には、松山、北川、伊藤克信、野村宏伸、杉山泰一監督が登壇したほか、フォトセッションでは、『の・ようなもの』に出演した大野貴保と小林まさひろも参加し、亡き森田監督を偲んだ。

『の・ようなもの のようなもの』は、若手落語家の青春を描いた『の・ようなもの』の35年後を描く人情コメディ。生真面目でさえない落語家(松山ケンイチ)が、兄弟子(伊藤克信)に、もう一度高座に立つよう説得するため、2人でおかしな共同生活をしていく。【取材・文/山崎伸子】

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