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実写『テラフォーマーズ』撮影現場に潜入!三池崇史監督が語る映画版の魅力とは?

2015年11月9日 14:00

貴家悠原作・橘賢一作画の人気コミックを、鬼才・三池崇史監督が実写映画化する『テラフォーマーズ』(16年4月29日公開)。今年6月中旬、本作の撮影が行われていた東宝スタジオの現場に潜入。撮影中の三池監督に心境を聞いた。

人気コミックの実写化に挑んだ鬼才・三池崇史監督
人気コミックの実写化に挑んだ鬼才・三池崇史監督

まず、今回のオファーを受けた感想として「マジかと(笑)」と語った三池監督。「日本では作っていないジャンルなので、どうしてもハリウッド的なスケール感を目指してしまいがち。それだとハリウッド映画のスケールダウンしたものになってしまうので、日本人にか作れないものを作れれば」と、意気込んでいた。

キャストについての感想を求められると、まず主演の伊藤英明について「120%伊藤英明ですよ。自分にとっては非常に相性がいいというか、やりやすい、頼りになる役者ですね。普通だったら整合性をとろうとするのを、平気な顔でやって成立させてしまう強さを持っていて、相変わらずかっこいい」とコメント。『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』『喰女-クイメ-』に続く4度目のタッグで、信頼を寄せている様子だった。

山下智久については「不思議な人。“やまぴーおったまげ”以上のおったまげーですね。役者という生き方に魅力を感じていて、貪欲。その熱や思いの強さを感じます。見た目がクールですが、熱は内側にたまっていて何年か一度噴火する人なのだと思いますが、そのタイミングがこの作品にくるといいなと」と明かした。

『愛と誠』で組んだ武井咲、『クローズZERO』シリーズなどで組んだ山田孝之については、「武井さんは俺よりも精神年齢が高いことは確かです。初々しさというか、若さを保ちながら、腹が据わっていて大人だなと(笑)。山田孝之は全開ですね。山田孝之的全開です(笑)。設定が引きこもり系のハッカーで、無感情で無表情なので本人自身は淡々と演じていますが、労働量を少なく最大の効果を上げるっていう、非常にエコな役者なんじゃないかって(笑)」と語ってくれた。

【写真を見る】三池監督に「非常にエコな役者(笑)」と評された山田孝之
【写真を見る】三池監督に「非常にエコな役者(笑)」と評された山田孝之

本作を撮影していての感覚について、「SFではないですね。いろんな境遇の者が一緒に旅をしてとんでもない体験をするっていう、一見荒唐無稽に見える作品は根底に流れているのはリアルなことだと思うんです。無茶苦茶な話だけど妙にリアルに感じる。そういうものにできるといいなと思います」とこだわりを見せた。

火星に送り込まれた“ある生物”が異常進化し、“テラフォーマー”として人類の前に立ちはだかる本作。死闘を描く上で原作には残虐な描写もあるが、三池監督は「残虐性について映倫の基準で分けるとPG12、R15、R18の3つの選択肢になりますが、今回で言うとあまり考えていないですね。例えばあるシーンなんかは、相手のパワーが強いんだから首飛んじゃいますよね、っていう説得力、リアリティーがあれば、基準も変わってくるんじゃないかと。意図的にここの描写抑えたな、っていうのは、この作品にとってはあってはならないことなので。美しければいいんじゃないかなって。出来上がってプロデューサーから叱られるかもしれませんが(笑)」とコメント。壮絶なシーンがどのように描かれるのか、楽しみだ。

この日の撮影には伊藤、山下、武井、山田のほか、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一、太田莉菜、渋川清彦、青木健、長尾卓也、黒石高大が参加。豪華キャストと鬼才監督、そして大人気コミックの組み合わせによって、どのような化学反応が起こるのか?期待が高まる。【Movie Walker】

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