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アンジー効果で乳房切除及び再建、乳がんの意識高まる

2015年10月1日 16:56

アンジェリーナ・ジョリーが2013年5月に両乳房切除及び再建手術をしたことは、世界中に大きな衝撃を与えた。しかしその効果は抜群だったようで、乳がんに対する意識が高まり、手術に踏み切る女性の数が激増しているという。

乳がん予防のための乳房切除と乳房再建手術を行ったアンジェリーナ・ジョリー
乳がん予防のための乳房切除と乳房再建手術を行ったアンジェリーナ・ジョリー写真:SPLASH/アフロ

母親を卵巣がんで亡くしているアンジェリーナは、BRCA1(乳がん感受性遺伝子I)という遺伝子を持っているため、乳がんになるリスクは87%、卵巣がんになるリスクは50%と診断された。また祖母や叔母も婦人科系のガンで亡くなっているため、アンジェリーナは、両乳房切除及び再建手術に踏み切ったという。

そのことを明らかにした際、アンジェリーナはニューヨーク・タイムズ紙のコラムの中で「現実を知り、できるだけリスクを最小限にするために行動を起こした」と理由を説明し、「この記事を読んでいる女性には、選択肢があることを理解してほしい」と記していた。

卵巣と卵管の切除手術を受けたことも告白
卵巣と卵管の切除手術を受けたことも告白写真:SPLASH/アフロ

それについては賛否両論で、欧米の医学関係者を中心に「勇断」と評価する声がある一方で、「リスクを理由に切除することの危険性」と「高額な医療費がかかるため、現実的ではない」という批判もあった。

デイリー・メール紙によれば、この出来事を受けて、オーストリアのグラーツ医科大学の博士が主導となって、公への影響をリサーチ。1000人の女性に対し、アンジェリーナの声明発表前と後に同じ質問をオンライン調査で行ったところ、「乳房切除後に、再建術という手段があることがわかった」と答えた女性は、88.9%から92.6%に増え、「自身の組織を使って再建手術ができることがわかった」という人は、57.6%から68.9%とさらに増えたという。

また、乳房切除の際に再建手術を行えることがわかった人は、40.5%から59.5%に増え、5人に1人の女性が「アンジェリーナの声明によって、乳がんに対して以前より真剣に受け止め、現実問題としてとらえるようになった」と答えているという。

グラーツ医学大学の博士は、「これは初めての意識調査であり、声明後に、明らかにメディアの効果がでていることを示しています。ガンのスペシャリストはこの事実を理解し、個人が自分の意思で選択し、患者中心のケアを行っていくことを推奨するべきです」と語っている。

アンジェリーナは、今年3月には卵巣及び卵管の摘出も行っている。【NY在住/JUNKO】

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