• NEWS

『グラスホッパー』の“ジャック・クリスピン役”はあの大物!

2015年9月25日 9:00

伊坂幸太郎の人気小説を生田斗真、浅野忠信、山田涼介の共演で映画化した『グラスホッパー』(11月7日公開)。原作の読者には馴染み深いアーティスト、ジャック・クリスピンが歌う本作の劇中挿入歌を、ニューヨーク出身のロック・バンド、ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが特別に書き下ろし提供していることが明らかになった。

今夏も来日し、SUMMER SONIC 2015への出演と単独公演を行ったザ・ジョン・スペンサー・ブルースエクスプロージョン | [c]2015「グラスホッパー」製作委員会

ジャック・クリスピンとは、原作に登場する、若き殺し屋・蝉の相棒・岩西が敬愛するロック・ミュージシャンのこと。劇中で岩西がことあるごとに「ジャック・クリスピンいわく…」と、彼の“名言”を引用するが、実はこの人物、伊坂が生み出した“架空”のアーティストなのだ。もちろん映画でも、村上淳扮する岩西がその名前を口にすることで“登場”しており、書き下ろされた楽曲「don’t wanna live like the dead」が劇中挿入歌として流される。

この豪華企画は、伊坂がかねてから同バンドのファンだったことから実現したもの。伊坂は「映画サイドから『ジャック・クリスピンのイメージは?』と聞かれた時、ジョンスペが好きなので名前を挙げたんですが、まさかジョン・スペンサーさん本人が引き受けてくれるとは。あまりの嬉しさに、それを知った時、大声出しちゃいました」とコメントしている。

ジョン・スペンサーは今回のオファーについて「(劇中に登場する)架空のアーティストとして楽曲を提供するという企画オファーを受けたのは、初めての経験だったよ。依頼が来たときは面白い試みだと思ったし、自分にとってとてもチャレンジングな仕事だと思った」とコメント。

また、「ジャック・クリスピンを想像するときに参考にしたのは、自分自身にとってのクラシック・ロック・アーティスト、という解釈だね。たとえば、ローリング・ストーンズのような。でも、それ以上に大切にしたのはそのシーンに出てくる蝉と岩西の関係性だ。蝉と岩西は、上司と部下のような関係性なのか、先輩と後輩なのか、それとも友だちなのか、実はまったく違うのか……そういう2人の葛藤を映像から感じ取ったから、それをそのまま形にしたんだ」と、楽曲制作の裏側を明かしている。

瀧本智行監督は今回の企画の実現にあたって「当初は気難しい人ではないかとドキドキしていましたが、ジョン・スペンサーさんは伊坂さんが創作した伝説のミュージシャン、ジャック・クリスピンを演じることを面白がってくれたようです。作品の内容や設定をよく理解し、度重なる細かいリクエストにも丁寧に応じて下さいました。出来上がった楽曲はこちらのイメージ通りのクールな古典的ロックで、細かい拘りが随所に感じられ、尺も映像にピタリと合っていました。実に職人的で完璧な仕事ぶりに驚くと同時に、いたく感激しました。ちなみに曲名の『don’t wanna live like the dead』は、原作中のジャック・クリスピンの言葉から取られたものです」と明かしている。

普段はアッパーかつラウドな楽曲が多いザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンだが、「don’t wanna live like the dead」はミディアムテンポのロックバラード。歌詞には作品のキーワードが散りばめられており、蝉と岩西の友情を感じられるような、本作の世界観を見事に表現した楽曲に仕上がっている。

いったい劇中のどのシーンで流れるのか、そしてどのような“名言”が語られるのか、原作ファンは要チェックだ!【Movie Walker】

関連映画

関連映画ニュース

[c]2015「グラスホッパー」製作委員会| [c]2015映画「予告犯」製作委員会 [c]筒井哲也/集英社| [c]2015フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT [c]松井優征/集英社| [c]諫山 創/講談社 [c]映画「進撃の巨人」製作委員会