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「長谷川博己が許せない」!?海老名香葉子が本音を吐露

2015年8月06日 16:13

映画『この国の空』トークイベントに工藤夕貴、二階堂ふみ、海老名香葉子が登壇(左から)

8月8日(土)に公開される映画『この国の空』のトークイベントが、8月6日(木)、 月島ブロードメディア試写室で開催され、出演者の二階堂ふみ、工藤夕貴が登壇。そして、70年前、原爆が広島に投下された8月6日に、東京大空襲で家族を6名を亡くし、孤児となった経験のある戦争体験者の海老名香葉子がゲストとして登場した。

芥川賞作家・高井有一による同名小説を、日本を代表する脚本家・荒井晴彦が18年ぶりに監督して映画化した本作。舞台は昭和20年、終戦間近の東京。戦時下の激しい空襲と飢餓が迫る恐怖の中で懸命に生きる人々を丹念に描いた人間ドラマとなっている。戦場シーンを敢えて描かず、その時代に生きた庶民の生活に焦点を当てることで、戦争をより身近な問題として捉えられる作品だ。

既婚者である市毛に惹かれていく主人公の里子を演じた二階堂は、作品にリアリティーを持たせる工夫として、「この作品は日本語がキレイだったので、それを引き立たせたいと思い、口調や仕草は作り込もうと思いました」とコメント。里子の母親・蔦江役の工藤は「20歳のときに東京大空襲を舞台にした作品に出演したことがあり、そのとき学んだことがベースになりました」と話した。

また、落語家の初代・林家三平氏と結婚し、戦争体験を綴った「半分のさつまいも」など著者も多数ある海老名は「『この国の空』は、戦争はどういう感情を持たせるものかというのを考えさせる作品で、文芸作品という感じでした。工藤さんがあんなに化けられたのには驚きました。あの役をよくぞこなされたと思う」と述べた。

さらに「里子ちゃんを演じた二階堂さんは本当に力演!」と絶賛。「江戸の言葉というと乱暴な言葉のように勘違いされることもありますが、あの時代は『よろしいんですわよね』『いいわね』『そうよね』という言葉を本当に使っていたんです。それを聞いて母の姿とダブりました。嬉しかったですね」と、戦下を生きる“女性の言葉遣い”に触れた。

一方で海老名は「水浴びをしたり、親子でおにぎりを食べたり、良いシーンもいっぱいありましたが、里子ちゃんが男性と結ばれたのは、少し不快でした」と素直な思いも吐露。「日本の女性はああいうこと(既婚者である男性と結ばれる)は、なかったんです。あの男性(長谷川博己)は上手かったんですけど…。悪いわ!許せない」と、若い女性を心配する“親心”を垣間見せていた。【取材・文/平井あゆみ】

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