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インタビュー 2015/7/16 8:00

『HERO』吉田羊、木村拓哉の座長力に感動!

木村拓哉主演の人気ドラマ「HERO」で、バツイチ、独身の美人検事・馬場礼子役が当たり役となった吉田羊。映画化第2弾『HERO』(7月18日公開)が決定した時、吉田は「また、愉快な仲間たちと撮影できる」と喜んだそうだ。吉田にインタビューし、『HERO』の舞台裏や、座長・木村拓哉とのエピソードについて話を聞いた。

『HERO』の主人公は、ご存知、木村演じる型破りな検事・久利生公平だ。今回の久利生たちは、とある国の大使館裏で起きた事故を調べていくうちに、治外法権の壁にぶち当たる。いつもどおり“おでかけ捜査”に繰り出す久利生だが、その身に危険が迫っていく!

久利生たち城西支部の個性豊かなメンバーたちが、フリースペースで掛け合いを繰り広げるシーンはドラマからのお約束だ。本作では、最初のたたみかけるような1カット長回しのシーンで、ファンの心を鷲づかみにする。

「アドリブはほとんどないです。台本の段階ですでに完成されていて、アドリブを入れなくても十分面白いので、八嶋(智人)さんが合いの手を入れるくらいでした。でも、1カットなので、上手くいけばいくほど終盤でしゃべる人が緊張するんです。失敗すると最初からやり直しになってしまうから、他のシーンとは違う緊張感がありました」。

吉田は、この長回しのシーンで、木村拓哉の座長としての力量に感心したと言う。「撮影が深夜に及び、キャストやスタッフ共々、疲れがたまってきた時間での長回しでした。リハーサルを何度かやりましたが、後半で杉本(哲太)さんが、あるセリフをしゃべらなきゃいけなくて、何度かNGを出されていたんです。杉本さんの不安を木村さんが感じ取られたのか『よし、みんなで円陣を組もう』とおっしゃって。実際に組んだら、本番は一発OKでした。木村さんは、周りの空気を読んで、チームを1つにする力がとても長けている方です。そういう意味でも、やっぱり木村さん自身がHEROだったなと思います」。

『HERO』が出世作となった吉田だが、それ以降の右肩上がりの人気について、違和感と危機感の両方を感じていると言う。「これがずっと続くとは決して思っていないですし、いつか飽きられる時が来ると思っています。だから、その時、自分がぶれないように、これまで通り、いただいたお仕事を一生懸命やろうと。足元をしっかり見据え、流されないようにと意識しています」。

馬場礼子がすっかり吉田のパブリックイメージとなったが、実際の吉田の素顔はどういう人なのか。「クールな一面もありますが、どちらといえば情にもろいタイプ。社交的な1人好きという面倒くさいヤツです。最近、お1人さまに慣れてきた自分にちょっと愕然としていますが。1人は大好きですが、本当の孤独は嫌なんです。先日、1人焼肉デビューもしましたが、焼肉はやっぱり誰かと食べた方がおいしいと思いました(苦笑)」。

吉田羊=馬場礼子とされることについては「俳優として役者冥利に尽きます」と笑顔を見せる。「その役にしか見えないと言ってくださることは、私なりに演じ切れたのかなという1つの自信にもなりますし。これから先も、きっと『HERO』の礼子さんという印象をもたれていくとは思いますが、礼子さんを超えていくのではなくて、常にいっしょに歩んでいくんだろうなとも思っています。

今は、役をいただける状況に感謝していますし、『これを吉田羊がやったらどうだろうか?』と思ってチャレンジしてくださる方がいらしたら、ありがたいです」。

実際に吉田羊は、『HERO』をはじめ、2015年は『ビリギャル』『脳内ポイズンベリー』『愛を積むひと』などでいろんな役柄にトライし、しっかりと頼もしい存在感を発揮している。今後もどんな新しい顔を見せてくれるのか、楽しみである。【取材・文/山崎伸子】

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