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今秋上陸するNetflixが日本での戦略を明かす

2015年6月18日 15:25

日本オフィスで挨拶したNetflixのグレゴリー・K・ピーターズ(代表取締役社長)と大崎貴之(副社長)
日本オフィスで挨拶したNetflixのグレゴリー・K・ピーターズ(代表取締役社長)と大崎貴之(副社長)

今秋、いよいよ日本に上陸する映像配信サービスNetflix。6月18日、Netflixの日本オフィスで、日本代表によるプレゼンテーションが行われ、配信システムや日本市場における戦略について発表された。

ハリウッドや日本の大作をはじめ、世界中の映画、ドラマ、ドキュメンタリー、そして独自に製作したオリジナル映画&ドラマ作品を提供してきたNetflix。50か国で展開され、全世界の会員数は6200万人を超える(2015年5月現在)。

具体的な価格帯、日本国内で視聴できるタイトル総数などはまだ未定としながらも、基本情報として強調していたのが、「いつでも、どこでも、スムーズにコンテンツを視聴できる」という点だ。すでに日本で発売されている一部のテレビリモコンにはNetflixボタンが搭載されており、このボタンを押せば一発でNetflixにアクセスできる。今後販売される大手4社すべての2K、4Kテレビのリモコンにもこのボタンが搭載される予定だ。

今回のプレゼンテーションでNetflixは「エンドtoエンドの配信システム全体でのイノベーション」を掲げた。サーバー速度に応じて適正な画質の映像を届ける可変型配信で、ユーザーにストレスのない視聴を実現したという。

この日登壇した代表取締役社長のグレゴリー・K・ピーターズは、日本での戦略について次のようにビジョンを語った。「日本のマーケットの特徴は、ローカルのコンテンツが一番強く、ユーザーもそれに興味を持っているということ。だから我々もローカルのコンテンツを取り入れていくことで、その期待に応えたい」。

また、日本で先行する他の映像配信サービスについて代表は「日本にはすでにVODサービスがたくさんあります。しかし、この新しい視聴体験をまだ知らない方も多く、サービスとしてはスタート地点」と説明した上で、「Netflixには技術的な可能性、サービスのレベルの高さ、そしてここでしか見られないコンテンツがたくさんある。これが新しい視聴体験の大きな強み」と意欲を見せた。

「ストーリー」と「体験」という単語を印象的に繰り返したグレゴリー・K・ピーターズ代表。最後に「ユーザーが自分にとって一番楽しい方法でストーリーを楽しめる体験。自分の住んでいる国に限らない、すべてのすばらしいストーリーが届けられる。この新しい体験に、きっと日本の方もワクワクしていただけるはず」とコメントし、プレゼンテーションを締めくくった。【取材・文/トライワークス】

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