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アメリカで『The Interview』無事公開!ハッカーからの報復はなし

2014年12月26日 15:29

25日に無事公開となった問題の映画『The Interview(原題)』 | 写真:SPLASH/アフロ

ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(以下SPE)がサイバー攻撃にあい、ハッカー集団“Guardians of Peace 平和の守護者たち”から「『The Interview(原題)』を公開したら最高のクリスマスプレゼントを贈る」と脅されていたが、最終的には25日に全米約300館で無事公開され、表現の自由とサイバーテロとの闘いに勝利したアメリカは歓喜にわいている。

当初は公開中止に追いやられた同作だが、オバマ大統領の一言でSPEが方針を変更。アメリカの誇りにかけて全米の映画館が名乗りをあげた結果、当日のチケットはほぼ完売となった。警備員や警官らの物々しい警備体制がしかれた場所もあったが、一種のイベントにもなっており、ニューヨークの映画館などでは初回から行列ができた。

「映画の内容より、脅しには屈しないというスタンスをアピールするために来た」という人たちも多く、アメリカ国民としての意地と誇りを見せた上で、何もトラブルがなかったことを歓迎している。

また監督、主演のセス・ローゲンはロサンゼルスで舞台挨拶を、ジェームズ・フランコはフランシス・フォード・コッポラ監督宅で監督ファミリーと楽しいクリスマスを過ごしたようで、出演者などにも報復はなかったようだ。

ネット上では24日1時からGoogle Play、YouTube Movies、Microsoft's Xbox Video、そしてソニーの専用ウェブサイトSony websiteで鑑賞が可能となり、『The Interview』がクリスマスに最も鑑賞された映画となった。一連の問題によって人々が高い関心を示したことがうかがえる。一方で海賊版は最初の16時間で43万本、20時間で75万本の不正ダウンロードがあり、その数は増え続けているようだ。

今後の課題や問題は山積み状態だが、サイバーテロに屈した前例を残さなかったことはアメリカにとって大きな成果となった。【NY在住/JUNKO】

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写真:SPLASH/アフロ