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テロ予告で『The Interview』のNYプレミア、主演俳優らのメディア出演をキャンセルへ

2014年12月17日 15:00

テロ予告でメディア出演をキャンセルすることとなった主演ジェームズ・フランコとセス・ローゲン
テロ予告でメディア出演をキャンセルすることとなった主演ジェームズ・フランコとセス・ローゲン写真:SPLASH/アフロ

12月16日、11月末に米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのサイバー攻撃を仕掛けた犯人とされるハッカー集団“Guardians of Peace 平和の守護者たち”(以下GOP)がテロ予告を出した。そのため、『The Interview(原題)』(12月25日全米公開予定)の主演俳優セス・ローゲンとジェームズ・フランコが、一切のメディア出演を断念するとともに、18日にニューヨークで行われる予定だったプレミアもキャンセルすることがわかった。

『The Interview』は、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディ映画で、その報復としてGOPが、製作元のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントに対するサイバー攻撃を開始したといわれている。そして『007』新作の脚本や社員らの給与や社会保障番号を盗み出したとされており、すでに社内メールや関係者らとのやりとりのメールをネット上に流出させ、大問題に発展している。

彼らの要求は「同作の公開を中止すること」で、やめなければ「最高のクリスマスプレゼントを届ける」という脅迫のメッセージを届けた。しかし公開中止を発表しなかったため、今度はイベント会場、映画館、そしてこの映画を見る者すべてに対し、「世界が恐怖に包まれるだろう。01年9月11日のアメリカ同時多発テロを思い出せ」とさらなる警告をした。

アメリカ合衆国国土安全保障省は、「信頼に値する確かな情報ではない。直接的なテロ攻撃は不可能なはずだ」としているが、FBIの調査下でいまだに犯人の特定もできていないことから、ソニー側が、関係者や観客などの身の安全を第一とし、セスやジェームズのトークショーなどの露出や、メディアインタビューなどの取材をすべてやめるとともに、ニューヨークプレミアもキャンセルした。

デイリー・メール紙によれば、ソニー側は、強硬に公開した場合のリスクや、リスクが起きた場合の訴訟などの諸問題を考慮し、劇場側のオーナーに対し、公開を取りやめるという選択肢を与えており、すでに大型チェーンの劇場などがキャンセルを決めたという。

先週ロサンゼルスで行われたプレミアイベントでは、セスとジェームズがメディアからの取材を一切シャットアウトしてレッドカーペットを歩くなど、自粛する動きがとられていた。公開予定まであと9日、今後の動向が注目されている。【NY在住/JUNKO】

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