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東京に恋をした!ジョン・ラセターがクール・ジャパンを語る

2014年10月24日 20:03

第27回東京国際映画祭オープニングで上映された『ベイマックス』の製作総指揮を務めたジョン・ラセター

ピクサー、ディズニー、ディズニートゥーン3つのアニメーション・スタジオでチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセターが、10月24日に六本木EXシアターにて、スペシャルイベント「ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン」を開催。日本のアニメーションや日本文化について大いに語った。

現在開催中の第27回東京国際映画祭オープニングで上映された『ベイマックス』(12月20日公開)は、ジョン・ラセターが製作総指揮を務めた作品。本作は、最愛の兄を失い、心に傷を負った14歳の少年・ヒロと、彼を守る“ケア・ロボット”ベイマックスが繰り広げる感動アドベンチャーだ。大の親日家であるジョンは、この作品の舞台を、サンフランシスコと東京を融合させた都市“サンフランソウキョウ”に。「私は、日本にある“モダンと伝統の共存”に共鳴してサンフランソウキョウを作りました。ロスは30年でビルが壊されるような街ですが、日本は古いものが共存している。そこが素晴らしい」と、日本の魅力を語った。

また、このイベントの準備段階で、「自分は如何に宮崎駿に影響されてきたか」ということを実感したという。「『カリオストロの城』(79)のアクションシーンは最高でしょ?何度も何度も見た大好きなシーンですが、この作品は、あらゆる年齢層をターゲットにしているところがすごい。アニメは子供のものと思われていたが、これを見て、自分も大人向けの作品を作りたいと思ったんです」とジョン。

『トイ・ストーリー』(95)の原点になったとも評される作品『ティン・トイ』(88)も日本からインスピレーションを得て作ったそうだ。「北原照久さんの横浜ブリキのおもちゃ博物館を訪れたときは、長時間、写真を撮り続けました。この玩具たちをCGでアニメにしたら最高だ、と思って作ったのが『ティン・トイ』。すごく触発されました」とのこと。本作ではアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した。

ジョンは「日本には、何でも買える自販機や、精巧な食品サンプル、私が大好きな新幹線などがある」と話し、初めて来日したときは「東京に恋をしました」とコメント。ピクサーでは『カーズ3』の製作も決定しているが、「『カーズ2』(11)は東京へのラブレター。宮崎駿にオマージュを捧げたキャラクターをはじめ、街のネオンや自販機など、日本でインスピレーションを受けたものを描いています。今日の私を作ってくれたのは日本。ありがとう!」と、満面の笑みを見せた。【取材・文/平井あゆみ】

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