吉永小百合が喫茶「岬」に最も近い映画館で感謝の舞台挨拶! |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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映画ニュース 2014/10/16 11:01

吉永小百合が喫茶「岬」に最も近い映画館で感謝の舞台挨拶!

吉永小百合が女優人生で初めて企画も手掛けた主演作『ふしぎな岬の物語』。今回、スタッフやキャストの憩いの場ともなった「音楽と珈琲の店 岬」から最も近い映画館となるUSシネマ木更津にて公開を記念した舞台挨拶が行われ、吉永小百合、監督の成島出が登壇した。さらにはスペシャルゲストとして実在の喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」の店主である玉木節子も駆けつけた。

本作は14年2月1日にクランクインし、原作の森沢明夫著「虹の岬の喫茶店」のモチーフとなった喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」が実在する千葉県明鐘岬を中心に、館山ファミリーパークや和田浦漁港、大多喜町・大多喜駅、上総中野駅、勝浦漁港、千葉市ブルーフィールドなどで撮影が行われた。

舞台挨拶では撮影時のエピソードはもちろん、本作を生み出した「音楽と珈琲の店 岬」の魅力についても語られ、玉木節子が岬で提供しているコーヒーを吉永と成島にプレゼントするサプライズもあった。

吉永は、「小さな岬の物語なのですが、千葉の美しい景色がいっぱいありますし、わたしたち俳優も人と人とのつながりを心をこめて演じたつもりです。昔は房総でクジラがいっぱいとれたんですよね。今でもクジラ祭りというのがあるんです。この映画でもクジラの御神輿を再現して撮影をしました。色々な意味で千葉との繋がりができて嬉しいです。コーヒーの淹れ方をマスターして、今朝も淹れてきましたが、淹れる時に心の底から『おいしくなあれ』と願うと美味しくなるものですね。節子さんとは、お会いした時からずーっと友達だったという感じがしました」と語った。

千葉県の茂原に15年以上住んでいたという成島監督は、「外房が大好なので、外房で映画が撮れて嬉しかったですし、ぴあの映画満足度ランキング1位も頂いて…受け入れられて喜んで頂けて、作った側としては本当に何よりのご褒美です。撮影中は、吉永さんの淹れるコーヒーを飲み、撮影終わりは節子さんの淹れたコーヒーを夕日を見ながら飲むという幸せな生活をしていました。吉永さんがこの映画に入る前に『旅人の心のオアシスになればいいね』とおっしゃっていたんですが、まさに岬の喫茶店は今そういうふうになっていて嬉しいですね」と喜びを語った。

また、スペシャルゲストの「音楽と珈琲の店 岬」の店主玉木節子は、「この映画は小百合さんはじめ、成島監督、カメラマンの長沼さんの魂が入った素晴らしい映画です。お客さんは本を読んだ時点で『映画化するんじゃないの?』って何人も言ってたんですよ。でもまさかそれが小百合さんでしょ?今も岬に来る方は『小百合さんはどこに座られたの?』とあらゆるところに座られるの。岬は小百合さんの匂いでいっぱいです。今もお客さまと話すとき、海を見ている時、コーヒーを淹れている時、常に小百合さんが寄り添っているような気がします。小百合さんが中に入っちゃったような!双子の気持ちがよくわかりましたね」と吉永との深い交流がうかがえるコメントをしている。

第38回モントリオール世界映画祭にて審査員特別賞グランプリ・エキュメニカル審査員賞を受賞し、着実に観客を増やしている本作。作り手の優しさとコーヒーの香りに包まれた『ふしぎな岬の物語』は絶賛上映中だ。【Movie Walker】

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