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GACKT、転機は19歳「そこからボクの人生は始まった」。夢を叶える秘訣とは?

2014年5月02日 13:00

GACKTが熱く語る!「人生は魂のバトンリレー」

人気ドラマ「悪夢ちゃん」が、『悪夢ちゃん The 夢ovie』となって帰ってくる(5月3日公開)。ちょっと不思議で怖い夢の世界を、壮大なCGで表現。さらに心に刺さる、深いメッセージを届けてくれるとして高い評価を得たドラマだ。劇場版では、さらに世界観がスケールアップ。“将来の夢”について考え、背中を押してくれるような熱い物語に仕上がった。そこで、ミュージシャンとして唯一無二の魅力を持ち、本作でも個性豊かなキャラクターを演じているGACKTに、夢を叶える秘訣について聞いた。

本作は、他人の無意識とつながり、その人に降り掛かる災難を予知夢として見てしまう少女・“悪夢ちゃん”こと結衣子(木村真那月)と、彼女の夢を読み解くことができる教師・彩未(北川景子)が、次々と巻き起こる事件を解決していく物語。劇場版では、思春期を迎えた結衣子の初恋を軸に、教え子たちの問題に正面からぶつかっていく彩未の奮闘が描かれる。

特に劇場版では、“将来の夢”に光を当てている。将来に対して前向きになれない友達のために、結衣子や小学校のクラスの仲間がかけずり回るが、そのピュアな思いには大人もグッときてしまうはずだ。GACKTはどんな小学校生活を送っていたのだろう?「ボクは、体が弱かったんだ。ずっと病院にいた。体が強かったら、本作の子供たちのような学校生活を送っていたのかなって。そんな気持ちで彼らを見ていた」。

続けて、「そうしたら、生き方がまた変わったかもしれない。ミュージシャンになっていなかったかもしれない。体が弱かったり、いろいろなことがあったからこそ、今、何かを表現する仕事に就いているような気がするんだ」とうなずく。

「未来や夢は自分でつくっていけるもの」との前向きなメッセージをくれる本作。ミュージシャンとして走り続けるGACKTだが、自分の夢に対してネガティブな思いになってしまったことはあるかと聞くと、「音楽に向き合う上では、まったくない」とキッパリ。「夢というのは、自分でクリエイトしていくもの。その上では、障害物があるのは当たり前。肝心なのは、そのゴールに向かって、障害物を避けたり、倒したりすることをいかに楽しめるかどうかだ」と力を込める。

本作には、「未来は周りの環境で変わってしまう」と恐れる子供も登場するが、「周りは関係ない」とGACKT。「夢というのは、自分でつくって、自分で叶えていくもの。その過程で、限界をつくってしまうのも自分。例えば、“親の七光り”っていう言葉があるじゃない?ボクは、揶揄するのではなく、寧ろ良い言葉だと捉えてるんだ。親が光っているから、親がやっている仕事や親の考え方を自然に身につけて、迷いなく成功へと進んでいける。困難にぶち当たったとしても、それを楽しく面白くクリアしていく姿を見ていれば、そういうものだって認識できる」。

さらに、「壁にぶち当たるのは、普通のこと。壁ができた時に、すぐに諦めるのか、愚痴を言うのか。愚痴を言う人が隣にいると、自分も愚痴を言って良いんだなと考えてしまいがちじゃない?でも、愚痴を言っても何も変わらない。誰かが環境を変えてくれるのを待っていても、誰も変えてくれない。だから、周りに流されず、自分でやるしかない。大事なのはメンタリティ。強い意志を貫くことだ」と、じっくりと語る。

強い意志を貫いてきたGACKTだが、「ボクは19歳の時にある人と出会って、一年の間にいろいろなことを教わった。そこから、ボクの人生は始まった」と、転機を明かす。「今でも、その人に背中を押してもらったと強く思っていて、だからこそ、今度はボクの仕事を通して、誰かの背中を押せたら良いなと考えてる。生きている間に、ボクに背中を押されて、前に進んだり、未来を築き上げる人が現れてくれたら、ボクのやっていることの意味が出てくるでしょう?人生は、魂のバトンリレー。ボクが譲ってもらったバトンを、誰かに譲らなければいけない。できるだけ、多くの人にね」。

人のつながりと、将来への夢をテーマにした本作。熱く語ってくれたGACKTとの相性は抜群だ。「誰だって夢を見て良いんだ!」と子供はもちろん、大人にも改めて教えてくれるようなエンタテインメント。是非、夢を叶える力を感じてみてほしい。【取材・文/成田おり枝】

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