荒川静香、“運命の曲”で結ばれたポール・ポッツの生歌に「鳥肌が立った!」 |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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映画ニュース 2014/3/12 20:24

荒川静香、“運命の曲”で結ばれたポール・ポッツの生歌に「鳥肌が立った!」

ケータイ電話ショップの販売員からオペラ歌手へと転身したポール・ポッツの半生を描く『ワン チャンス』(3月21日公開)。本作のモデルとなったポッツ本人がデヴィッド・フランケル監督と共に来日。3月12日にキリスト品川教会で行われたプレミア試写会イベントに出席した。

イギリスの国民的オーディション番組に出演して、その歌声で世界中を驚かせたポール・ポッツ。本作は、数々の挫折を繰り返すも、オペラ歌手になる夢を捨てなかった彼の、子供時代から運命のオーディションまでの全貌を明らかにするヒューマンドラマだ。本作でポッツは、すべての楽曲吹き替えを担当している。

ポッツは「普通、実在の人物を描く映画って、死んでからできるものだよね」と会場を笑わせ、「とても不思議な気分だったけれど、たくさん笑って、あたたかい気持ちになったよ」と映画の感想を吐露。「人生では色々なことが起きるけれど、周囲の人のサポートをもらいながら、とにかく進み続けることが大事だと伝えたい」と、波乱の人生から得た思いを教えてくれた。

プッチーニの名曲「誰も寝てはならぬ」を歌い、オーディションを勝ち抜いたポッツ。この日は、同曲に乗せた華麗な演技で、トリノ五輪フィギュアスケート・金メダルに輝いた荒川静香が花束ゲストとして登場した。ブルーのドレス姿で現れた荒川は「私自身にも縁がある、運命を変えてくれた曲」と口火を切り、「大好きな曲が一番自分の力が出せると思い、オリンピックではこの曲を選びました。パワーソングです」と同曲への思い入れを告白。「ポッツさんには、こんなドラマチックなバックグラウンドがあるんだということを知り、改めてこの曲を通してポッツさんとご縁があることが嬉しいと思った。目と耳と心で楽しめる映画です」と映画にも感激しきりだった。

荒川の思いを聞いたポッツは、その後「誰も寝てはならぬ」を実際に披露。迫力の歌声が教会に響き渡り、会場からも大きな歓声と拍手がわき起こった。荒川も「鳥肌が立った!パワーのなかにも優しさに包まれるような歌声だった」とニッコリ。さらには、本作のミュージックアンバサダーであるポップオペラの貴公子・藤澤ノリマサとのデュエットで「ムーンリバー」を披露し、大きな感動が会場を包み込んだ。

歌い終わった藤澤は、「僕は、ポッツさんの大ファン。実は今日を前に熱が出てしまって。それくらい興奮しています。一生の思い出になりました」と興奮しきり。豪華なコラボレーションに、フランケル監督も「今日のステージに集まったのは、ドラマチックにワンチャンスや夢をつかんだ人ばかりだね。これは、『ワン チャンス』の続編を作らなければいけないね」と話し、会場をわかせていた。【取材・文/成田おり枝】

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    イギリスのシンガー、ポール・ポッツの半生を描いた人間ドラマ