CGの動物には絶対負けない!?可愛すぎる役者猫・玉之丞に会ってきた! |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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映画ニュース 2014/3/1 8:43

CGの動物には絶対負けない!?可愛すぎる役者猫・玉之丞に会ってきた!

ビー玉のように透き通った目、おっとりとした愛らしい動き…。3月1日(土)公開となる異色時代劇『猫侍』に登場する日本猫・玉之丞に注目が集まっている。北村一輝演じる強面の浪人・斑目が玉之丞の虜になってしまうという設定もさることながら、本作では物語の鍵を握る重要なキャラクターとして登場。この度、その玉之丞を演じた可愛らしい白猫・あなごへの撮影を敢行!撮り下ろしたあなごの写真と共に、撮影に同行していたZOO動物プロダクションのトレーナー、北村まゆみさんに撮影の裏話を聞いた。

これまでにも数々の映画やドラマで動物の演出を手掛けてきた北村さん。あまり聞きなじみのない、この“動物演出”について「簡単に言えば、作品に合わせて何が必要なのかを検討する」仕事だという。「こちらの経験で先読みをして、『こういう対策が必要です』と監督にアドバイスさせていただきます。現場では決まったスケジュールをこなさなければならないので、動物への負担を最小限にして、効率よく撮るということですね」と説明。だが、その仕事は多岐にわたり「撮影期間中、動物を追いつめてしまって体調を崩すとか、無理なことをさせて怪我をさせるっていうことは絶対に避けなければいけない。毎日の食欲、お腹の調子、おしっこの回数もすべてチェックして、健康と安全の管理を徹底しています」と、動物に関するすべてのマネージメントを行っているそうだ。

「猫の気持ちがわかる」という北村さん。現場では「台本を読んであげたりもするし、『次のシーンはこういうシーンだから、こうしてたらいいと思うよ』と演出もする」という動物にとっての監督のような存在だ。「はじめのうちはあなごも『ここはどこなんだ?』と考えていたでしょうね(笑)。『早くお家に帰りたい!』という気持ちだったかも。でも、セットのお部屋を探検させたりして、『あなたたちはここで暮らすのよ』という説得するうちに『わかりました、現場ですね』みたいな表情になった(笑)」と、『猫侍』の現場ではあなごと十分コミュニケーションを取ったという。

近年、映画でよく見かけるフルCGの動物演出について「生の動物にしか出ないものは絶対にCGには負けない」と豪語する北村さん。『猫侍』のハイライトとなる殺陣のシーンを引合いにだし、「あのシーンの玉之丞の顔はCGでは創造し得ない顔だと思うんです。激しい動きのなかであれだけの安心した表情はCGでは想定外。あれは生の猫にしか出せない表情ですね」。『猫侍』を観賞する際は、玉之丞のかわいさの裏に隠された動物演出にも注目して、その表情を注意深く見届けてほしい。【取材・文/トライワークス】

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