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瀬戸康史と北乃きいはリアルに友達が少ない!?

2014年1月30日 16:30

『僕は友達が少ない』の瀬戸康史、北乃きいにインタビュー
『僕は友達が少ない』の瀬戸康史、北乃きいにインタビュー

人気ライトノベルの実写映画化『僕は友達が少ない』(2月1日公開)、通称“はがない”に出演した瀬戸康史、北乃きいにインタビュー。人気実力を兼ね備えた2人は本作で初共演を果たしたが、実は「友達が少ない」という共通点があると知り、意気投合。2人に、友達に対する価値観や、本作の撮影秘話について話を聞いた。

“はがない”は、友達作りを目的とした部活「隣人部」に入部した、個性あふれる部員たちが繰り広げる青春映画。瀬戸は、主人公でハーフの羽瀬川小鷹役に、北乃は勝ち気なヒロイン・三日月夜空役に扮する。瀬戸は「タイトルを見た時、僕のことだなと思いました」と告白。北乃については「お互いに似ているからすごく楽でした」と初共演の感想を語った。北乃も「2人共、人見知りで、最初は全然ダメでした。目が合わない。瀬戸さんは、誰に対してでもそうでしたよね」と苦笑い。

瀬戸は北乃について「周りにめちゃくちゃ気を配るんです。常にいろんなスタッフの動きとかを見ていました。たとえばスタッフが軍手を落としてもすぐ気づく。だから、僕も負けないようにアンテナを張っていました」と言うと、北乃が笑いながら「いや、張ってなかったですよ」とダメ出し。北乃は「いや、違う。見てないようでいて、見ているんです」と言い直し「瀬戸さんは、スタッフさんに愛されます。ムダがなくて真っ直ぐなので」と、瀬戸を分析。瀬戸は彼女について「北乃きいは、わりといじれる人。突っ込めます」と言うと、北乃は「いやいや」と笑いながら否定。

瀬戸は、本作を経て、友達に関する考え方が少し変わったと言う。「僕は本当に友達が少ないです。ただ、これまでは友達って、すごくハードルが高いものだと思っていたけど、もう少し楽に考えて良いんだなと思うようになりました」。北乃も「私も学生時代は、友達なんていらないと思っていました」とのこと。「友達はすごく少なくて、2人しかいない。でも、学生の時にこの作品と出会っていたら、もう少し変わったかなと。友達って、いなくてもやっていけるけど、いたらこんなに楽しいんだってわかりましたから」。

友達を作ってこなかった理由について北乃はこう述べる。「13歳で仕事を始めたから、本名で友達になった子は、小学校の頃までしかいなくて。初対面で自分は知らないのに、相手は北乃きいとしての自分を知っている子ということで、そこから親友になるのが難しい。どうしても線を引いてしまい、1人の方が楽だなと思っていました」。

瀬戸も友達について「僕も北乃さんと一緒で、小さい頃から一緒だった人が友達と呼んで良い人、業界に入ってから友達みたいになった人は仲間って感じです」と、とらえる。北乃は「私は知り合いです。知人」と言うと、瀬戸は「遠いね」と笑いながらも「でも、今回は北乃さんを含め、(栗原)類くんもそうですが、友達になれたなと思います。僕はちょっと近づけたなあと」とうれしそうに北乃を見ると、北乃も「本当にそう。私は、こんなに共演者の方と普段しゃべらなかったので、この映画を機にしゃべるようになりました」と笑顔を見せる。北乃も、自分の変化についてこう語った。「今回、初めて共演者の方たちとごはんも一緒に行きました。これまではあまり興味がなくて、仕事をしに来ているから、仲良くなる必要性を感じなかったんです。すごく固かったですね。でも、変わりました。みんなでごはんを食べて楽しかったし、終わった後、その雰囲気がスクリーンにも出ていました。それは、芝居だけでは表現できないもので、こういう交流は大事だなと、やっと気づきました」。

瀬戸も、大いにうなずき、さらに、それぞれの人の個性を認められるようになったとも言う。「個性って、自分に正直で素直だからこそ生まれるものなんだなあと。今、僕たちは、周りの目を気にしなければいけない世界に住んでいて、それが当たり前になっていました。でも、“はがない”の人たちは自分というものを貫いている。そういう生き方は格好良いし、自分も正直に生きて良いのかなと思ったりもしました」。

2人の心を良い形で開放した『僕は友達が少ない』。個性豊かなキャラクターたちが織りなす青春群像劇は、ファンタジーの要素がありながらも実にリアルで、見終わった後、深いメッセージが伝わってきそうだ。【取材・文/山崎伸子】

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