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今すぐ使いたくなる、人気写真家の深い語録とは?

2013年5月06日 15:00

いつも青い作業着を身に着けて、ニューヨークのストリートでファッションスナップを撮り続けるビル・カニンガム | [c]The New York Times and First Thought Films.

「最高のファッションショーは常にストリートにある」を信条に、ニューヨークを行き交う人々の装いをカメラに収め続ける写真家ビル・カニンガム。今や彼に撮られることがニューヨーカーのステータスとまで言われるビルは、その写真作品もさることながら、これまでに残した数々の語録によっても大きな影響を与えるアーティストだ。その中から幾つかを紹介しよう。

まずは、彼のファッションに対する信念をよく表した「着る女性がいない服には興味がない」という言葉。この言葉一つで、ビルは装飾性に偏った一部のハイファッションをあっさりと否定してみせる。さらに「無料で着飾った有名人に興味はありません」と言い放ち、「ファッションは鎧なんだ。日々を生き抜くための」と、それがあくまで生活に根ざした文化であることを強調するのだ。これらは全て、50年にわたって真正面からファッションと向き合ってきたビルだから言える言葉に違いないのだが、「ただ見たものを撮り記録しているだけだ」と謙虚に言い切ってしまうのだから憎い。

そんなビルの生き様に迫ったドキュメンタリー『ビル・カニンガム&ニューヨーク』が5月18日(土)より公開される。同作は、これまで明かされることのなかったビルの私生活を含め、ファッション論、仕事論、そして人生哲学まで、彼の深い言葉と共に探っていく試みだ。「私は働いていません。好きなことをするだけです」といった名語録もたくさん飛び出しているので、是非耳を傾けてほしい。

「ファッションとは、身体に装いを凝らす芸術だ」と語るビルの美意識が凝縮された本作。ファッションに関心のある人はもちろん、生き方のちょっとしたヒントを求めている人にもぴったりの作品だ。【トライワークス】

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