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『春を背負って』主演に松山ケンイチ、ヒロインに蒼井優が決定

2013年4月03日 13:31

『春を背負って』に出演する、左から蒼井優、松山ケンイチ、豊川悦司

『劔岳 点の記』(08)の木村大作監督が、笹本稜平の同名小説を原作に、山小屋の人々の力強い生き方と温かな交流を描く『春を背負って』。父の山小屋を継ぎ、人との交流を通じ自分の居場所を見つけていく本作の主人公を松山ケンイチが演じることが決まり、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫らが出演することがわかった。

立山連峰で幼少期を過ごした長嶺亨(松山)は、山小屋の主として生きる父・勇夫(小林)への反発から立山を飛び出し東京で社会生活をスタート。優秀な外資系投資銀行のトレーダーとして活躍する亨だったが、どこか自分の居場所がないという思いを抱き始めていたある日、父の訃報が届く。通夜のために立山に帰った亨の前には、気丈に振る舞う母・菫(檀)、涙を必死に堪えて山小屋で働く高澤愛(蒼井)、その姿を沈痛な面持ちで見守る山の仲間たちの姿があった。父の想い、山に触れた亨は、疑問を感じていた今の生活を捨て、父の山小屋である菫小屋を継ぐことを決意。都会と勝手の違う山での生活に悪戦苦闘しつつも亨は愛と共に、山の自然と向き合ううち自分の居場所を見つけていく。そんな時、亨の前に父の友人を名乗る不思議な山男・ゴロさん(豊川)が現れる。

クランクイン前、木村監督と冬山の登山を体験した松山。「山に一緒に登って良かったと思うことは監督とたくさんコミュニケーションをとれたことです。監督の作品、演技に対する気持ちを知ることが出来たのは一番の役作りになったと思います。監督は感情の人。それがたたずまいに反映できるように演じていきたい」と心境を語った。ヒロインを演じる蒼井は今回が木村組初参加となり、「久しぶりの過酷なロケになりそうで、今からわくわくしています。木村さんの振られるタクトに集中し、信じ、見逃さず、生還したいと思います」と意気込んだ。

原作の舞台は奥秩父だが、本作の舞台は360度、どこをとっても画になる、かつ日本中の山々を見渡すことができる立山連峰に変更した。大規模な撮影に向け、豊川は「大自然の中で、自分が感じたことを、そのまま役に託して、観客のみなさんにお伝えできればいいなと。大変な撮影になるのでしょうが、今からワクワクしています」と撮影を心待ちにしている様子、壇は「長いこと、神々しい山の頂きに立ってみたいと憧れていました。それが、映画という素晴らしい形でかなうなんて、夢のようです。みなさまの足手まといにならぬよう、スクワットで足腰を鍛え、その日を待っております」、小林は「『劔岳 点の記』のメイキングを見ていて、正直これ大変だなあって、まあ笑うしかないですね。役者は言われたことをやるしかないので、監督について行くだけ、気楽って言えば気楽です」と本音を漏らした。

そのほか、新井浩文、吉田栄作、池松壮亮、安藤サクラ、仲村トオル、市毛良枝、井川比佐志、石橋蓮司、夏八木勲が出演。撮影は、富山県立山連峰を舞台に4月から11月までの8ヶ月におよぶ長期ロケを予定し、2014年6月公開を目指している。【Movie Walker】

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