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今度の劇場版『名探偵コナン』が「相棒」ファン必見作である理由

2013年3月20日 9:00

超実力派脚本家・櫻井武晴を迎えて贈る大ヒットサスペンスシリーズ第16弾 | [c] 2013 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「アニメと漫画とゲームは子供のもの」という固定概念が覆されてから久しい昨今。以前にも増して大人の鑑賞に堪えうるコンテンツとしてのニーズが高まるアニメには、各エンターテインメント業界から脚本家が新たな活躍の場を求めて参入。近年で最も注目を集めたのは、アダルトゲームのシナリオライターとして活躍していた虚淵玄が脚本を手がけた「魔法少女まどか☆マギカ」と、「怪物くん」「妖怪人間ベム」といった人気テレビドラマを手掛けてきた西田征史による「TIGER & BUNNY」の大ヒットだろう。

特に「TIGER & BUNNY」は「働く大人の男性が主人公」「キャラクターと家族との絆にスポットを当てる」といった、昨今のタイトルでは排除されがちなエッセンスを取り入れたこともあり、日頃はあまりアニメを見ない、またはアニメを卒業したと自負していた30代以降の大人をも夢中にさせた稀有な作品としても知られている。

他ジャンルで活躍中の脚本家がアニメでもその実力をいかんなく発揮するなか、4月20日(土)公開の『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』で、3月23日(土)公開の『相棒シリーズ X DAY』でも脚本を担当している実力派・櫻井武晴が起用されることで話題を呼んでいる。

「名探偵コナン」シリーズといえば、原作コミック連載開始から19年、テレビアニメ放映17周年となる超人気作。劇場版第6弾の『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』(02)で野沢尚、第10弾の『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(06)、第11弾の『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(07)で柏原寛司という、ベテラン脚本家ふたりを迎えたことのある同作は、推理サスペンスというジャンルや、大人になっても子供と一緒に作品を応援し続けている、目の肥えたファンが多いということもあり、常に観客をうならせるような斬新かつ上質なストーリーが求められるタイトルでもある。

そんな高いハードルを軽々と越えられる脚本家として、満を持してのオファーとなった櫻井武晴が描く物語は、防衛省・海上自衛隊完全協力のもと、国防上、最高レベルの軍事機密を備えているイージス艦が舞台。「爆弾を積んだ不審船」「左腕のない自衛隊員の遺体」「某国のスパイX」など、子供向けアニメでは到底考えられない、シビアでハードなキーワードが盛り込まれた本格スパイミステリーに仕上がっている。

『ワンピース ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(09)や『ONE PIECE FILM Z』(12)、『ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE』(12)など、原作者がスタッフとして深く製作にかかわるタイトルや、『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』(07)、『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』(11)の真保裕一らベストセラー作家が脚本を担当するなど、豪華スタッフ陣でファンを惹きつける日本の劇場版アニメ。実写では膨大な製作費が必要となるストーリーでも難なく映像化できる場所として、さらに多くの実力派脚本家の参入が期待できそうだ。【トライワークス】

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