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デジタル全盛時代に懐かしの“交換日記”が注目される理由

2013年3月18日 17:06

原作者の鈴木おさむと監督&脚本の内村光良が、リアルなお笑い芸人の実情を描き出す | [c]2013「ボクたちの交換日記」製作委員会

インターネット網の発達や携帯電話の登場により、家族や友達、そして恋人といつでもどこでもコミュニケーションが取れるようになった現在。そのような文明の利器が存在しなかった時代に、親密な相手とのコミュニケーション手段としてメジャーな存在だったのが“交換日記”だ。

「なんの変哲もない一冊のノートに気持ちを書き込み、それを交換しあう」といった、ありきたりの行為ながら、相手と自分が特別な関係であることが実感できる交換日記。そんな特別なアイテムをモチーフに描いた映画『ボクたちの交換日記』が3月23日(土)に公開される。

交換日記と言えば「女子小中高生が互いの友情を確かめるために」「恋人同士が、面と向かっては言えない想いを伝えるために」「仕事で会話が少ない家族が絆を深めるために」といったシチュエーションで行われるのが常。しかし、本作では30歳を目前にした売れないお笑いコンビの男性ふたりが、互いの本音を理解しあうために開始する。そんなちょっと変わったストーリーを生み出したのが、人気放送作家の鈴木おさむ。「お笑いの世界で有名になる」という夢を一緒に追いかけるふたりの青年の姿を交換日記形式で綴った原作小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」は、妻であるお笑いトリオ・森三中の大島美幸と交換日記を長年に渡って書き続けているという、彼自身の経験が元となっている。

二度に渡る舞台化やコミカライズに続き、満を持して登場する映画版は、お笑いコンビ、ウッチャンナンチャンの内村光良が監督と脚本を兼任。お笑いの世界を知り尽くした監督だからこそ描くことのできるリアリティあふれる演出は要注目だ。

携帯電話やスマートフォン、パソコンのモニターでは伝えきれない想いを届けるツールとして再び脚光を浴びつつある“交換日記”。アナログならではのぬくもりを持ったアイテムがカギとなる感動ストーリーも、友情の大切さや夢を追いかけることの難しさ、そして素晴らしさを観客に再認識させてくれるだろう。【トライワークス】

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[c]2013「ボクたちの交換日記」製作委員会| 撮影=サンペイ