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アカデミー主演男優賞ノミネート、セクシーなブラッドリー・クーパーの素顔とは?

2013年2月19日 11:30

来日したブラッドリー・クーパーを直撃!

第85回アカデミー賞で8部門にノミネートされた『世界にひとつのプレイブック』(2月22日公開)を引っさげ、主演のブラッドリー・クーパーが来日。本作は、アカデミー作品賞候補の中で唯一のラブストーリーで、主要部門全てにエントリーされている。しかも、演技賞の4部門全てにノミネートを果たしたのは、ウォーレン・ベイティ監督作『レッズ』(81)以来 31年ぶりなのだ。賞レースで注目を浴びている本作の舞台裏について、ブラッドリーに話を聞いた。

今回のアカデミー賞のノミネート結果については「最高だね」と笑顔を見せる。「演技をここまで評価してくれた作品に関われたことは本当に嬉しい。全てラッセル監督のおかげだね。だって、彼が2年前に監督した『ザ・ファイター』(10)も俳優賞の3部門でノミネートされ、2冠をもたらしたのだから(クリスチャン・ベイルが助演男優賞、メリッサ・レオが助演女優賞を受賞)。引き続き、アカデミー賞が彼の演出を評価してくれて感激だよ」。ブラッドリーと言えば、『ハングオーバー!』シリーズでもおなじみだが、「今回嬉しくてハングオーバーにならなかったか?」と尋ねると「いや、大丈夫だったよ」と答えてくれた。

デヴィッド・O・ラッセル監督の演出の魅力はどんなところなのか。「ラッセル監督は、俳優に対して、自分自身を捨て、何もかも全てさらすことを要求する。役者がカメラの前で本当に裸にされるからこそ、キャリアのなかで最高の演技ができるんだ。もしも、それに答えられなければ、彼の現場にはいられないよ。実際、様々な役者が、自分を保身するものを少しずつ脱ぎ捨てていき、演じるキャラクターを形作っていく作業を目の当たりにしたよ」。

ラッセル監督の現場はアドリブも数多いそうだが、それは監督から要求されるものではないという。「確かにアドリブについては、ウエルカムな監督だ。でも、それは自分の仕事や、人とコラボレートすることについて自信があるからだと思う。たとえば、朝、気持ちを高めて役になりきる。現場で上手くツボにはまると、どんどんアドリブが出ていく。でも、それは監督が求めるからではなく、みんなが必要な準備をしっかりしているからこそ、色々と探索できていくってことなんだ」。

本作は、心に傷を負った男女が、ダンスコンテストを通じて、心を通わせていくハートウォーミングな映画だ。共演したヒロイン役のジェニファー・ローレンスも実にチャーミングだ。「撮影時は21歳という若さだったけれど、彼女は10歳であり、40歳でもあるような素質を持っている。直感が鋭くて、少女のような振る舞いをした次の瞬間に『カメラはあっちの方が良いのでは?このセリフはこう変えたら?』といった提案もよくする。しかも、それで実際により良い方向へ進むから、みんなを感心させたよ。また、自分のことを笑える余裕がある。現場では、とてもやりやすかったよ」。

ジェニファーとの情熱的なダンスシーンは、見る者をくぎ付けにする。「撮影に入る数週間くらい前にリハーサルをやったんだ。その時は、何度か彼女の肘が当たったりしたけど、撮影中は大丈夫だったよ。リハーサルをしたことにより、ジェニファーとの絆がどんどん強くなっていった。あの期間がなければ、あそこまで彼女に近付くことはできなかったのかもしれない。すごく楽しい時間だった」。

ブラッドリーは、本作の後も、デヴィッド・O・ラッセル監督と2作目のタッグを組み、ジェニファーとも別の新作での共演作が決まっている。本作で父親役を演じたロバート・デ・ニーロとも『リミットレス』(11)に続いての共演となった。また、『ハングオーバー!』シリーズも同じメンバーでの3作目が待機中だ。同じ顔合わせの作品が続くのは、彼が常にチームや共演者、スタッフを大切にしていることの表れかもしれない。そのことについて、彼は「とても自分自身、ラッキーだと思っている」と微笑む。

2011年には米ピープル誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたブラッドリーだが、素顔はとても穏やかなジェントルマンだった。ジャパンプレミアでは、自ら率先して、丁寧にファンサービスをしていた姿も好感度大だ。来たる現地時間2月24日(日)に開催される第85回アカデミー賞授賞式で幾つの栄冠を獲得できるか、気になるところではあるが、一足先にこの良質なラブストーリーを堪能していただきたい。【取材・文/山崎伸子】

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