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魔性の女から学ぶ、男を虜にする女性とは?

2013年1月19日 13:44

艶という女性に翻弄された男女が織りなすセンセーショナルな愛の物語
艶という女性に翻弄された男女が織りなすセンセーショナルな愛の物語[c]2013「つやのよる」製作委員会

奔放な恋愛遍歴した女性・艶。本能の赴くままに恋をしては、結婚と離婚を繰り返すだけでなく、幸せな家庭を壊したことも。そんな、魔性の女に死期が訪れたことをきっかけに動き出す、濃密な愛の物語を描いた『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』が1月26日(土)から公開される。

大人の男女の恋愛を描き続けてきた直木賞作家・井上荒野の同名小説を『今度は愛妻家』(09)の行定勲監督が完全映画化した本作は、ある女性と関わりのあった男性の妻や恋人など、6人の女性の姿を繊細なタッチで描き出した。6人とは、山田早千子(大竹しのぶ)と麻千子(忽那汐里)の母娘、石田環希(小泉今日子)、橋本湊(野波麻帆)、橋川サキ子(風吹ジュン)、池田百々子(真木よう子)だ。

艶の夫・松生春二(阿部寛)がかつて捨てたのは、無口で淡々とした早千子と、そんな母親の早千子をどこか冷めた目で見つめる麻千子。艶が奔放な男性遍歴を始めるきっかけを生んだのは彼女の従兄で石田行彦(羽場裕一)だ。その妻の環希は、鋭い観察眼の持ち主。艶の最初の夫・太田(岸谷五朗)の愛人でもある湊は、その場の雰囲気に流されるがままに男性とベッドを共にしてしまうタイプで、太田以外にも勤務先の常盤社長(渡辺いっけい)とも愛人関係を結んでいる。艶と出会い系サイトで知り合ったらしい橋川仁史に先立たれた未亡人のサキ子は、自分の思いを胸の内に秘めてしまいがち。そして、艶が情念のこもった手紙を渡すなど、ストーカー行為を働いていたというスナックの若き店長・茅原優(永山絢斗)。その恋人の百々子は、嫉妬深い面がありつつも、彼氏に精神的に依存している自分をどうにかしたいと考えていた。

浮気とは、パートナーとは正反対の異性を求めるのが常。その法則に当てはめてみると「情熱的」「細かいことは気にしない」「自分の欲しいものはどんな手段を使ってでも手に入れる肉食系」「自分の意志をしっかり持っている」「思ったことはすぐに口に出す」「自由奔放」といった小悪魔的魅力で男たちを虜にしていた“松生艶”という女性が浮かび上がってくる。

原作小説内では「いろいろあった女」「やっかいな女」「いつも生気に満ちていて、その名の通り艶々していた」と評されている松生艶。「嫌われることを恐れて自分らしさを押さえ込むよりも、ありのままの自分で生きていく女性に男性は惹かれる」という真実を再認識させてくれる彼女に、映画の登場人物同様に観客も惹きつけられてしまうはずだ。【トライワークス】

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