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長谷川博己、体にカビが生えた!『鈴木先生』驚きの苦労話を披露

2012年11月26日 20:04

長谷川博己が舞台挨拶に登壇!

第49回ギャラクシー賞優秀賞をはじめ、数々の賞を総なめにしたドラマを映画化した『映画 鈴木先生』(2013年1月12日公開)。本作の完成披露試写会が11月26日に角川シネマ新宿で開催され、長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、風間俊介、富田靖子、原作の武富健治、河合勇人監督が登壇。ドラマに引き続き、鈴木先生を演じた長谷川は「ドラマ撮影中は、(ドラマの)数字的に映画化は無理だという雰囲気が漂っていた。こうやって映画化できて幸せです」と喜びを語った。

武富健治による同名コミックを原作に、平凡な教師が、どこにでも起こりうる問題について過剰に悩みながら、生徒と真摯に向き合っていく姿を描く本シリーズ。鈴木先生の独自の教育理論や、生徒たちの好演も話題となったドラマ版は、低視聴率ながらも熱い支持を集めた。劇場版では、卒業生による立てこもり事件という史上最大の危機が訪れる。事件に立ち向かう鈴木先生役の長谷川は、命綱をつけなくてはならない危険なシーンにもチャレンジした。「命綱にカビが生えていたみたいで、体をかきむしったらそれがうつってしまった。カビだらけになって、しばらく体が痒くて痒くてしょうがなかった(笑)」と、撮影中に起きた思わぬハプニングを教えてくれた。

鈴木学級の“スペシャルファクター”小川蘇美役で注目を集めたのが土屋だ。制服姿で登場した土屋は、「そうそうたる方々の中で緊張して気が遠くなりそうです。土屋太鳳としてではなく、2年A組学級委員の小川蘇美として、2Aを代表してここに立ちたいと思います」と初々しい笑顔を見せた。そして「生徒のみんながリアルに成長期なので、見た目だけじゃなくて、演技もものすごく成長していて驚きました。負けたくないなという気持ちもあって、切磋琢磨できたんじゃないかなと思います」と目を輝かせていた。

ドラマのファンだったという風間は、「撮影現場に侵入できる権利を手に入れたみたいだった(笑)。現場の空気を汚すことなく、異物として混入できたらと撮影に臨みました」とコメント。作中では迫力の演技で立てこもり犯人役に扮しており、「足場の悪いところで、必死になって生きている人の代表みたいな役。少し手を差し伸べてくれる人がいたら違っていた。犯罪者ではなく、普通の人が壊れざるを得ない状況になってしまった社会とどう向き合っていくのかという話を監督としながら撮っていました」と役作りへの思いを明かしてくれた。

また、原作の武富は「原作も一学期編はドラマを意識して描いていて、二学期編は映画を意識して描いていたので、それが本当に叶って嬉しいです」と感無量。続けて「皆さんが力を合わせて、僕が上手く描けなかった部分までリアルに洗練された形でスクリーンに残してくれた。夢みたいです」と実写版に大満足で、太鼓判を押した。

最後に長谷川は「こうやって映画ができたことは、キャスト、スタッフにとって報われたなという気がしていて、それが何よりも嬉しいです。ドラマの1話から10話までの集大成がこの映画になっています」と力強くアピールした。普通の人々の巻き起こす出来事や心の軌跡を丁寧にすくいとる『映画 鈴木先生』。新春には連続ドラマと映画をつなぐストーリーとなる特番ドラマが放映されるという。約一年ぶりに結集した生徒たちの姿も楽しみに公開を待ちたい。【取材・文/成田おり枝】

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