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『アナザー・ハッピー・デイ』エレン・バーキン、31歳差の献身愛で新人監督デビュー作を成功へ導く

2012年11月20日 16:38

『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』で主演を務めるエレン・バーキン | [c]2011 DIMS Film, LLC. All Rights Reserved.

『レインマン』(89)で知られるバリー・レヴィンソン監督の息子サム・レヴィンソンが初監督&脚本を務めた『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』(12月1日公開)。本作は主演のエレン・バーキンほか、デミ・ムーア、ケイト・ボスワース、エズラ・ミラー、エレン・バースティン、トーマス・ヘイデン・チャーチといった豪華な顔ぶれがキャスティングされている。これほどのベテラン、実力派たちを27歳の新人監督がまとめることができた裏には、主演のみならず、本作のプロデュースも兼任しているエレン・バーキンの存在が大きく影響している。

本作の脚本を読み、その心揺さぶる内容にすぐさま自らプロデュースを買って出たというエレンは、「本作は、私のキャリアの中でもやり甲斐いのある分、ものすごく骨の折れる仕事だった。まず、この映画を製作するのに必要な資金を集められるのかという問題があった。実際、サムだけでは集めることができなかったの。最近は、どんなに良い脚本でも、ジャンルがドラマだと、みんなお金を出したがらなくなっているから」と振り返る。若き新人監督のインディペンデント映画を成功に導くために、エレンはこれまでに築き上げてきた人脈とネットワークを駆使して、資金集めに乗り出したことがわかる。

そして、キャスティングの段階においても彼女のプロデューサーとしての才覚が発揮された。エレンは「母であれ娘であれ、女性特有の役柄がこれほど集まっている作品は滅多にないから、それなりの女優でなくては駄目だと思ったわ。一人でも画面に映える女優。強烈な存在感を持つ女優たちを集めて、ぶつかり合っているような印象を持たせなくてはいけないって。プロデューサーをやると決めた後、サムとも相談して、すぐにエレン・バースティンやデミ・ムーアに脚本を読んでもらえるよう、エージェントに依頼したわ」と明かす。こうした彼女の地道な働きかけが、豪華キャスティングの実現へとつながったのだ。

映画界でスター街道を歩き続けてきたエレン・バーキンならではの、若き監督への愛情と厳しさを込めた思いを「キャスティングやスタッフ、ロケ地選びや場面カットまで、全てにサムの意見が反映されているの。それを貫くのは大変だったけど、サムのイメージを第一に考えようと決めて、私はただそれを支えただけな気もする。サムはこれが初めての映画製作だったから、知らないこともあったし、学ばなきゃいけないことだらけだった。ただ、心がけたのは、俳優たちとの出演交渉の時に、その場に私はいないようにすることだった。この映画は本当に素晴らしいから、私の立場を使わないで、出たいと思ってくれることが重要だった。エレン・バースティンをキャスティングしたいとサムに言われた時、『自分で電話しなさい』って言うくらい厳しくしたわ。私はプロデューサーをやるに当たって、自分のそうした立場を利用しないと決めたのよ」と語っている。

本作をきっかけに、サム・レヴィンソン監督との31歳差恋愛も噂されているエレン・バーキン。彼女のアメとムチの献身愛が映画界の新たな才能を引き出したことは間違いない。【Movie Walker】

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