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ONE PIECEの原点とも言える国民的アニメがドイツで実写映画化、そのDVDが遂に日本で発売

2012年12月09日 15:04

あの国民的人気を誇った名作アニメがドイツで完全実写化 | [c]Rat Pack Filmproduktion GmbH / Constantin Film Produktion GmvH / HerbX Film GmbH

角のついた兜を被った大男たちが、斧を手に大暴れ。そんなバイキングとして北欧の海で活躍するフラーケ族の長ハルバルの息子として生まれたものの、暴力が苦手な心優しい少年ビッケ。彼が航海中に遭遇する困難を知恵と勇気で乗り越える姿を描いた「小さなバイキング ビッケ」は、1974年の本放送はもちろん、その後の再放送の度にファンを増やし続けた傑作テレビアニメだ。尾田栄一郎が「海賊ビッケが冒険漫画の原点」とインタビューで語るなど、国民的人気コミック「ONE PIECE」に多大な影響を与えたことでも有名な作品なのだ。

そんな昭和の名作アニメが、原作が生まれたドイツで2009年に実写版映画化されていたのは、あまり知られていない事実。ヴェルナー・ヘルツォークやヴィム・ヴェンダース、ウォルフガング・ペーターゼンにフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクといった世界的な映画監督を輩出してきたドイツ映画界で史上3位という驚異的な興収成績を記録したものの、日本では2010年8月に東京で行われた第18回キンダー・フィルム・フェスティバルで一度上映されたのみだったが、遂に12月5日に実写版「小さなバイキングビッケ」としてDVDリリースされたのだ。

同作の注目点は、何と言ってもアニメの再現率。そのクオリティの高さは、これまで製作されてきたアニメやゲームの実写版のなかでもトップクラスといっても過言ではないのだ。ビッケ役のヨナス・ハンメルレの賢そうな表情や赤毛のおかっぱヘア、ゴワゴワのヒゲとアイパッチが特徴のハルバルに完璧になりきったワルデマー・コブスといった俳優陣はもちろん、彼らが身につけている衣装や乗船するバイキング船もアニメにそっくり。なかでも「そうか!この手でいこう!」と名案を思いついた時のビッケの背後に星がきらめく演出には、テレビアニメ版を知っている人ならば「ここまで再現するとは」と思わず感嘆の声を上げてしまうはず。

今年開催された第20回キンダー・フィルム・フェスティバルで上映され、日本で劇場公開されないのが不思議なほどのダイナミックなストーリーと超スペクタクルな演出に観客が沸いたという続編「ビッケと神々の秘宝」(11)も、本作のセールス如何で日本の映画館で見ることができるかも!?往年のファンや子供はもちろん、海賊やバイキングという言葉にロマンを感じる人、さらに「ONE PIECE」ファンにもお勧めしたい、大人も楽しめる冒険ファンタジー。是非、この冬はビッケと共に冒険の旅に出てみては!【トライワークス】

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