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故・原田芳雄が愛した物語が遂に映画化!オネエたちの人生を描いたドラマにホロリ

2012年11月12日 17:27

新宿二丁目の雰囲気をリアリティたっぷりに映し出している
新宿二丁目の雰囲気をリアリティたっぷりに映し出している[c]2012映画『EDEN』フィルムパートナーズ

2011年7月、多くの映画ファンに惜しまれつつこの世を去った俳優・原田芳雄。彼がかねてから映画化を温めていたという一編の物語がある。船戸与一による短編小説「夏の渦」だ。発表当時から熱狂的なファンを生み、今年夏には舞台化もされた同短編が、遂に映画化される。それが11月17日(土)より公開される映画『EDEN』だ。

新宿二丁目のショーパブ「エデン」を舞台に、ニューハーフやゲイたちの滑稽だが、ちょっと切ない人間関係を描いた本作。物語は「エデン」で働く一人のニューハーフの突然死をきっかけに、仲間のオネエたちが彼女の遺体をトラックに載せ、実家のある千葉の鴨川へと送り届けるまでを描き出している。登場人物たちのばかばかしいやり取りに笑ってしまいながらも、彼女たちが密かに抱える悲しみに、思わず涙してしまう作品だ。

本作は、登場人物の大半がニューハーフもしくはゲイのため、日本での映画化は不可能と言われてきた作品でもある。また、実際に新宿二丁目のクラブで撮影したという、山本太郎や高橋和也らが繰り広げる華やかなダンスショーのシーンも見どころだ。『パッチギ!』(04)や『フラガール』(06)の脚本を手がけた羽原大介が脚本を担当し、マイノリティに対する優しさにあふれた温かい人間ドラマに仕上がっている。

原田芳雄も認めた感涙必至のエンターテインメント作品は、是非劇場で鑑賞してもらいたい。【トライワークス】

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