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鬼畜、不快、衝撃!最狂にして最恐のホラー作家が生み出す世界をのぞいてみる?

2012年10月19日 20:00

設定からその異色度がわかるが、ケッチャムの作品は実話をベースにしたものが多いのも驚きだ
設定からその異色度がわかるが、ケッチャムの作品は実話をベースにしたものが多いのも驚きだ[C]2011 BY MODERN WOMAN LLC ALL RIGHTS RESERVED

2010年に日本でも公開され、あまりに救いのない物語が一部で話題を呼んだ『隣の家の少女』。隣家に越してきた美しい少女がひたすら暴行・虐待の限りを尽くされ、それを傍観することしかできない。そんな聞くだけでも寒気を催すような物語を生み出したのは、知る人ぞ知るアメリカの小説家ジャック・ケッチャムだ。

血と暴力にまみれたケッチャム作品を表現する言葉を挙げれば、最低、残虐、鬼畜、陰鬱、不愉快、後味が悪いなど、散々なものばかりだ。だが、読むだけで、これだけ負の感情を喚起させる作品というのもそうそうないだろう。そして、それだけ多くの読者の心を深くえぐることができる力を持っていることで、内容にも関わらず多くの人々に支持されているのもまた事実なのだ。そんなケッチャムの小説を映画化した作品がまた新たに登場した。それが10月20日(土)より公開される『ザ・ウーマン』だ。

本作は、ケッチャムのデビュー作「オフシーズン」、そしてその続編「襲撃者の夜」に続く“食人族シリーズ”の最終巻である原作小説を映画化したもの。妻や3人の子供たちと幸せに暮らす弁護士の男が、ある野生の女を“狩り”で捕獲してきたことから物語が始まる。真面目そうな弁護士の男は女を監禁、飼育し、理不尽な暴力を与えるが、実は女が食人一家の最後の生き残りだったことから恐るべき事態が巻き起こっていく。

まともな人間が存在しないのでは?と錯覚させられるような世界観に、まさかと思われるような展開も連続。ケッチャム自身が脚本で参加していることもあり、その不条理さとおぞましさは筋金入りだ。なお、本作の公開に併せて原作本「ザ・ウーマン」も9月27日より発売中。決して一般受けはしないかもしれないが、はまれば麻薬のような中毒性をもたらすケッチャムの世界。この機会にのぞいてみてはいかがだろうか?【トライワークス】

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