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ロリコン、エログロなどとにかく過激!取り扱い注意な現代美術作家の素顔って?

2012年11月7日 19:00

世界的にも評価が高まっている、生まれながらの芸術家・会田誠
世界的にも評価が高まっている、生まれながらの芸術家・会田誠[c]ザ・ファクトリー

少女趣味のオタク作家として知られる現代美術家・会田誠。絵、写真、映像、立体、漫画、パフォーマンスなど、表現のスタイルこそ変幻自在だが、描かれるモチーフには大きな特徴がある。というのも、ロリコン、暴力、エログロ、性器、糞尿など、とにかく過激なものばかりなのだ。それゆえ、いつしか“変態的”と美術館も一目置くようになったほどの人物で、そんな会田誠の素顔に迫ったドキュメンタリー映画『駄作の中にだけ俺がいる』が11月10日(土)から公開される。

本作では、会田の創作現場に密着、全身で作品に挑む彼の姿が明らかになる。それと対照的に、ところどころ挿入される、現代美術家の妻・岡田裕子や息子・寅次郎とのエピソードが何とも微笑ましい。会田誠ってどんな人?という素朴な疑問を解くヒントが至るところに散りばめられているドキュメンタリーだ。

彼の作品の過激さがどんなものかといえば、カラフルな色使いの「切腹女子高生」では、女子高生たちが刃物片手に腹を切り裂き、首をチョン切る様子が、「ジューサーミキサー」では、無数の人間がミキサーに詰め込まれ、底部が血に染まる瞬間が、劇中にも創作風景が登場する「灰色の山」では、サラリーマンがまるで産業廃棄物のように積み上げられ、大きな山を形成する光景が、それぞれ描かれている。おどろおどろしいものばかりだが、見る者の快楽を不思議と刺激する魅力が備わっているのもまた事実だ。一度見たら記憶に残ることは間違いないだろう。

11月17日(土)からは、六本木の森美術館で「会田誠展:天才でごめんなさい」も開催される。初期の作品から最新作まで、約100点にも及ぶ作品を紹介する世界初の大規模な展覧会となっている。これまで美術館での個展の機会がなかった会田の世界観を、間近で体験できる貴重なチャンスだ。映画と個展を併せて鑑賞し、少し変わった芸術の秋を満喫してみてはいかがだろうか。【トライワークス】

■会田誠展:天才でごめんなさい
日程:11月17日(土)から2013年3月31日(日)まで
時間:10時00分から22時00分まで、入館は21時30まで(火曜日は17時まで、入館は16時30分まで)
料金:一般1500円、高校・大学生1000円、4歳~中学生500円

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