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園子温監督最新作『地獄でなぜ悪い』に國村隼、堤真一、二階堂ふみ、長谷川博己らが出演

2012年9月21日 19:51

ある理由から憎しみ合うふたりの男、武藤と池上を演じる國村隼、堤真一

監督・脚本、園子温の最新作が、國村隼、堤真一、二階堂ふみ、友近、長谷川博己、星野源らの出演で製作されていることがわかった。タイトルは『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』で、対立するふたりの男を中心に女優(くずれ)と映画監督(くずれ)と通りすがりの普通の男が絡み合うバイオレンス・アクション・ラブコメディだ。

ある理由から憎しみ合うふたりの男、武藤(國村)と池上(堤)。しかし、武藤の娘で女優のミツコ(二階堂)に池上が思わぬタイミングで恋をする。やはりある事情から刑に服していた武藤の妻・しずえ(友近)の出所祝いにしずえの夢であるミツコの映画デビューをなんとか叶えたい武藤は、素人のくせに何を思ったかミツコ主演で映画を撮ることを思いつく。憎いながらもミツコ主演の映画製作を成功させたい池上、ひょんなことから映画監督と間違えられた公次(星野)、その公次に頼まれミツコ主演映画を撮るハメになる自主映画監督・平田(長谷川)が加わり、事態はよりややこしくなっていくというストーリー。

本作のシナリオは15年ほど前に園監督が書いていたもので、それに現在の園監督が共同脚本するような気持ちで加筆したという。本作について、園監督は「『キル・ビル』っぽいと言われることもあるけれど、先にシナリオは書いてたので、どこか似てたとしてもそれは偶然です(笑)。とにかく過激で、しかもいろんな要素がてんこ盛り。だからいろいろなジャンルの方にお声掛けさせていただきました。今回は純粋にお客を楽しませられればいいと思っています」と自信を見せる。裏テーマには「35ミリ映画への愛」も詰まっていると明かす。

オファーを受け、「園監督とご一緒したいと思い即決した」という國村は「僕が園監督の世界に惹かれるのは、登場するどのキャラクターも、人としての業や悲しみを持ち、しかも普遍性をもって存在させるすごさがあるからだと思います」と思いを語る。極道の男を演じる堤は、園監督の印象を「監督に初めて会った時はとてもシャイな方だと感じましたが映画の話をし出すと止まらない」と明かし、「本当に映画のことが好きなんだなあと思い、『ぜひ一緒にやってみたい!』と出演を決めました」と話す。

友近も「園監督は起用する俳優女優さんのそれまでの印象を一気に覆します。演者がもともと持っているものや持っていないものまでを最大限に引き出してくださる救世主みたいな方だとイメージしております」と語り、「私も園監督によって化けさせていただけたらと思います」と期待を寄せた。長谷川は自身の役柄について、「こんな映画のこんな役を演じてみたかった。まさに“待ち望んでいた役”。映画の神様ありがとう!念願の園作品を満喫したいと思います。これは35ミリへのオマージュです」と喜びを語った。

園監督の『ヒミズ』(11)に出演し、第68回ヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を受賞した二階堂は「楽しくて、面白くて、激しい、竜巻の中にいるような現場です」と撮影現場の様子を明かす。園監督作品初参加となる星野は「シナリオを読んでぶっ飛びました。とんでもない熱量。毎日の撮影が本当に楽しくて、興奮しっぱなしです。皆さんが大喜びするような作品になると思います」と自信をのぞかせた。

8月15日にクランクインし、まもなくクランクアップを迎える本作は、2012年内完成、2013年3月公開を予定している。【Movie Walker】

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