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初音ミクの誕生日に行われた熱狂のイベントを体験してきた!

2012年9月08日 11:04

開演するやすぐに客席はオールスタンディング状態 | [c]SEGA / [c]Crypton Future Media, Inc. Organized by SEGA/MAGES. illustration by KEI

初音ミク。声優の藤田咲さんの声を元に、極めてリアルに音声合成された歌声で独自に作曲した曲を歌ってくれる音楽ソフトウェアのキャラクター。こんな説明をしなくても、YouTubeの動画だったり、コンビニエンスストアのCMに出演したりしているので、詳細を知らなくとも、一度は見たことがあるという人も少なくないはずだ。

そんな初音ミクがまるで現実世界に現れたかのようなライブイベントが、3月8日・9日の両日、TOKYO DOME CITY HALLで行われ、その模様を収めたBlu-ray&DVDが「初音ミク ライブパーティー2012(ミクパ♪)」「初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭」として発売。その発売を記念し、年8月30日・31日に、東京の角川シネマ新宿とシネマサンシャイン池袋の2会場で「初音ミク ミクの日大感謝上映祭2012」が計6回に渡り開催された。世間一般的に初音ミクというキャラクターがどんな人々に支持されているのか興味があったので、8月31日の角川シネマ新宿での上映をのぞいてみた。

開場時間の17時30分には、18時から上映開始を待ちきれないミクファンたちが劇場のロビーにあふれかえる盛況ぶりで、関係者の話では「幾つか席が空いているはずなので、そこに座っても良いですよ」とのことだったが、開場するや席は次々と埋まり、ほぼ満席状態に。それぞれの席に一度荷物を置いては、顔見知りのファンたちが交流を繰り広げる、アニソンやアイドルのライブでも見られるような光景が広がっていた。興味深かったのは、大人に混じって、親に連れられてきた小学生らしき姿もあり、年代を問わず幅広く愛される初音ミク人気のすごさを感じさせられたことだ。

上映が始まると、ファンの掛け声もあり、観客たちはサイリウムを手に早くもスタンディング。流れてくる映像に合わせ、ミクの名を叫ぶファンも。スクリーンにミクが登場し「Google Chrome」のテレビCMでもおなじみの「Tell Your World」からライブがスタートすると、緑のサイリウムの光が一斉にリズムに合わせて動き始めた。その後も人気楽曲を次々歌い上げるミクに、会場のボルテージは上昇!

途中、「初音ミクの消失」でいったんミクが退場し、MEIKOが登場すると客席は赤いサイリウムに。鏡音レンでは黄色、巡音ルカではピンクと、キャラクターが変わる度に違う色のサイリウムが会場内を彩る。そして、再び初音ミクが登場すると緑色のものに。

動画サイトでの再生回数400万回を超える大ヒット曲「ワールズエンド・ダンスホール」が歌われる頃には、興奮も最高潮に。合いの手を入れたり、サイリウムを振ったりと、スクリーンの中のライブ映像と会場が一体になり、ダブルアンコールのラストには、ライブ序盤でも歌われた「ワールドイズマイン」が再び!最初に歌われた時よりも一段と盛り上がり、熱狂のひと時を締めくくった。

エンディングロールに入ってからも、ほとんどの観客が退場せず、上映会を最後まで満喫。また、8月31日はミクの誕生日ということもあり、上映終了後に観客たちが呼び掛けあい、バースデーソングを歌うという驚きのひと幕もあった。

同劇場ではその後、21時から「初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)」が上映され、始まるやいなやスタンディングで盛り上がったそうだ。劇中で客席の模様が映ると、まるでスクリーンの向こうの会場から、劇場の座席までが続いているかのように感じたのは、劇場へ駆けつけたミクファンの熱い声援が、3月にTOKYO DOME CITY HALLを訪れたファンと時を超えて同調していたからなのだろう。いわゆるフィルムコンサートとは一味違った貴重な体験だった。是非、機会があったら参加してみてはいかがだろうか。【トライワークス】

主催:SEGA/MAGES.
協力:角川書店
特別協力:クリプトン・フューチャー・メディア

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