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『るろうに剣心』喧嘩屋・左之助役の青木崇高が熱血トーク!「ダッシュを繰り返していきたい」

2012年8月21日 11:30

『るろうに剣心』で喧嘩屋・相楽左之助を演じた青木崇高にインタビュー
『るろうに剣心』で喧嘩屋・相楽左之助を演じた青木崇高にインタビュー

週刊少年ジャンプで連載され、絶大な支持を集めた同名コミックを実写映画化した『るろうに剣心』がいよいよ8月25日(土)より公開される。個性的なキャラクターたちが魅力の本作。なかでも、熱血漢の喧嘩屋・相楽左之助は、原作ファンの間でも人気の高いキャラクターだ。そこで、左之助役を豪快に演じた青木崇高を直撃!役柄の印象を尋ねると、「自由で直情型。わかりやすい男ですよね(笑)。斬馬刀っていうでっかい刀を担いで、叫びたい時に叫んで、走りたい時に走る。ああいう男って、何か良いじゃないですか」と、笑顔で魅力を教えてくれた。

演じるに当たって、最もこだわったのはアクションだという。「左之助は喧嘩屋なので、やっぱりアクションに説得力がないと。それも競技的な戦い方じゃなくて、喧嘩を重ねてきた雰囲気が必要だと思って、色々と資料を集めましたね。オウンスタイルの強いボクサーについて調べて、戦いのリズムを参考にしたり。左之助は『いつだって俺はこいつを倒せる!』という意識を持っているので、そこから生まれる余裕、リズムを出せると良いなと」。

左之助の武器は、馬を斬るための巨大な骨董品、斬馬刀。原作ファンにはお馴染みの武器も、しっかりと映画に登場する。「本当に重くて(笑)。振り回すのは『よいしょー!』って勢いをつけたらいけるんです。でも、横に振り回したものをグッと止める時の反動がものすごい。監督は『でっかい絵づらになって面白い』って言っていましたけど、そこが左之助のキャラクターにつながってくるんです」。

斬馬刀を振り回す左之助の相手となるのが、主人公の剣心だ。剣心を演じた佐藤健には「本当にほれぼれした!」と賛辞を惜しまない。「原作のイメージに対するプレッシャーも、一手に引き受けている部分がある。彼のパフォーマンス能力の高さにも、ただただしびれています。キレがすごいんですよ!ふたりが戦うシーンは、左之助の大きなアクションと、剣心の細やかで深いアクション、その戦いのトーンの差が出て、面白いシーンになったと思います」。

それぞれの登場人物が役に入り込み、渾身のアクションを見せる本作。大友啓史監督に引き出してもらったものが多いと振り返る。「今、考えると恐ろしいことをやっていたなって思うんです(笑)。でも、監督に会って衣装合わせをする段階から、もうアドレナリンが出ちゃってて。みんなそうだと思う。全員のアドレナリンを合わせたら何klになるのかなっていうくらい!“大友号”っていう船は、とにかく大きいんです。監督は僕にとって、日本の首相になってもらいたい人No.1ですね(笑)」。

剣心との出会いにより、変化していく左之助。自身にとって、転機となった人との出会いを聞くと、「なかなか一人を挙げることはできませんが、やっぱり大友監督から学ぶことは多かった」と、心中を明かしてくれた。「監督はいつも、『自由にやっちゃって!もっと何かやっちゃってよ!』って言うんです。それは、『何をすれば良いかはあなたが気付きなさい』ということだと思っていて。究極なことを言うと、『とっちめてくれ!』って思いますね(笑)。リミッターを外してくれて、『俺ってこんな顔をしていたんだ!』というところまで引き上げてくれますから。こういう仕事をしていると、怖いけど、自分の知らない状況まで行きたいという欲があって。そのすごいところに行っちゃっているのが、香川照之さんかもしれない(笑)。香川さんを見ていると、『俺もぶっこわれたい!』って思いますね」。

監督、共演者に大いに刺激を受けた様子がひしひしと伝わってくるが、最後に、役者としてどのように歩んで行きたいかを聞くと、実に彼らしい言葉が返ってきた。「僕は“役者として”という言葉自体、あまり考えないんです。ただ一人の人間として、役を通じた素敵な出会いがあれば良いと思っている。その中で、僕はダッシュをずっと繰り返していきたい。常に全力でやっていると、ちょっとずつキャパが広がっていくんじゃないかな。きっと、その体験が自分を支えてくれますから」。

型にはまらず、どこまでも駆け上がろうとする青木崇高は、演じた左之助に負けず劣らずの熱い男だった。是非ともスクリーンで彼のパワーを実感してほしい!【取材・文/成田おり枝】

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