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リュック・べッソン監督、アウンサンスーチーとの対面に興奮!「とてもパワフルな女性だった」

2012年6月26日 20:03

『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』のジャパンプレミアに登壇したリュック・べッソン監督とミシェル・ヨー

ビルマ民主化運動のリーダー、アウンサンスーチー氏の激動の半生を描いた『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(7月21日公開)のジャパンプレミアが6月26日(火)、ヤクルトホールで開催され、来日したリュック・べッソン監督と主演のミシェル・ヨーが登壇。ミシェルは「私たちの愛によって作った作品です」と、作品に込めた思いを力強く語った。

英国で幸せな家庭生活を送っていたスーチー氏が、軍事政権下にある祖国ビルマのために立ち上がり、非暴力による民主化と人権回復を目指す姿が描かれる。長きにわたる自宅軟禁生活を強いられながらも、揺るがぬ意志を持ち続けた彼女の魂、そして彼女を支え続けた家族の存在に胸熱くする人間ドラマだ。レベッカ・フレインによる脚本を読んだミシェルが、映画化を熱望。友人であるリュックに声をかけたことから、企画がスタートした。リュックは「ミシェルが脚本をプロポーズしてくれたんだ」と口火を切ると、ミシェルは両手を広げて、監督に向かってプロポーズの真似をしてみせた。続けて「僕は脚本を読んで、泣いてしまうくらい心を揺さぶられた。当初はプロデュースをするという話だったが、是非、自分が監督したいと思ったんだ」と、制作の経緯を明かしてくれた。

ミシェルは、容姿や仕草、しゃべり方はもちろんのこと、スーチー氏の凛とした輝きまでを見事に体現してみせた。役作りでは10kgの減量にも挑んでいる。「確かに苦労はありましたが、ビルマの人が置かれている状況に比べれば、比べものになりません。周りの人々に優しく接すること、良き人間であろうとすることを彼女から学びました」と充実した表情で話してくれた。

また撮影中には、厳戒態勢の下にあるスーチー氏との謁見が叶ったというふたり。ミシェルは「自分が演じてきた女性に会えるとあって、興奮して、ナーバスになっていました。『ハロー』という声がかかり、振り返るとそこに彼女がいた。私がどうしたら良いか迷っていると、女史が手を広げて抱き締めてくれたんです」と、感動の面持ちでコメント。リュックは「撮影で作り上げたものと、全く同じ家がそこにあった。女史も全く同じだった。自分の夢と現実を同時に体験しているような、非常に興奮する体験だった」と笑顔を見せると、「人生、子供、ビルマの未来について語り合った。とてもパワフルな女性だったよ」と、スーチー氏と素晴らしいひと時を過ごしたことを語った。

そして、会場にいたビルマ人の男性から、ビルマへのメッセージを求められたミシェルは「ビルマの方々へ伝えたい言葉は、この作品に全て詰まっています。私たちは、彼らのことをいつも思っている、決して忘れない、常に関心を持ち続けている。この作品によって、ビルマという国を思う気持ちが皆さんの中にも芽生えると、とても嬉しいです」と熱っぽくアピールした。今年4月、議会補選に圧倒的支持を受けて当選したスーチー氏は、いよいよ国政に進出する。彼女の闘いはまだまだ続いている。是非この機会に、スクリーンいっぱいに広がる彼女の気高さと美しさ、熱き魂に触れてみてほしい。【取材・文/成田おり枝】

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