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あの超一流ブランド、エルメスを支えている職人たちの素顔が明らかに

2012年6月03日 18:22

あの高級バッグも手作りで作られている様子が映し出される | [c]“Hearts and Crafts” A film by Frederic Laffont and Isabelle Dupuy-Chavanat, 2011

ファストファッションと高級ブランド。ファッションの分野で対極にある2つだが、それぞれに良さがあり、どちらも人々の支持を集めている。ファストファッションは品質をキープしながらも、大量生産によって低価格化を打ち出しているのに対し、高級ブランドのほとんどはいわゆる職人の手によって、一つ、一つ製作されているものが多く、そんなこだわりの部分に価値を見出している人も多いはずだ。

6月2日からオーディトリウム渋谷で公開されている映画『ハート&クラフト』は、世界的な人気を誇るフランスの高級ブランド、エルメスの職人たちに迫ったドキュメンタリーだ。1837年に馬具工房としてスタートし、今やスカーフやバッグ、ジュエリーにフレグランスなど、多種にわたる製品を手がけているが、時代が変わっても、それらの製品が職人たちの手によって生まれているという事実に変わりはない。

劇中に登場するのは、パリからアルデンヌ地方、リヨン、ロレーヌ地方というフランスの4つのエルメスの工房で働く皮革職人、馬具職人、銀職人、製版師、クリスタル職人、調合師といった人々だ。彼らの仕事に対するプライドや、その人となりが紹介されており、エルメスの製品を持っている人はもちろん、それらを手にする時に職人たちの顔が浮かんでくる。

本作は昨年、銀座メゾンエルメス10Fにあるル・ステュディオで上映された以外に、美術館などで単発で上映されたことはあるものの、劇場で上映されるのは今回が初めてとなる。貴重なドキュメンタリーを見たら、エルメスの製品を手に取りたくなるだろうし、それらをさらに大事に扱おうという気持ちになる一作だ。【トライワークス】

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