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英国王からスパイに!『裏切りのサーカス』コリン・ファースが演じる男とは?

2012年4月16日 13:05

ビル・ヘイドンを演じたコリン・ファース | Jack English [C] 2010 StudioCanal SA

『ぼくのエリ 200歳の少女』(10)のトーマス・アルフレッドソン監督が、元英国諜報員でスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの傑作を映画化した『裏切りのサーカス』がいよいよ4月21日(土)より公開を迎える。ル・カレ同様、かつてスパイ活動を行っていた故イアン・フレミングの「ジェームズ・ボンド」シリーズとは対照的に、派手な銃撃戦やアクションを排し、スパイたちのスリリングな頭脳戦が展開される静かでありながら、非常に重厚な作品に仕上がっている。老スパイ、ジョージ・スマイリーに扮したゲイリー・オールドマンは本作で第84回アカデミー主演男優賞にノミネート。さらに本作には第83回アカデミー主演男優賞に輝いたコリン・ファースをはじめ、ジョン・ハート、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチなど、数々の名優が出演している。今回、英国諜報部(=サーカス)でビル・ヘイドン役を演じたコリン・ファースのインタビューが届いた。

――ビル・ヘイドンについて聞かせてください

「ビルは英国諜報部(サーカス)の幹部で、コントロール(ジョン・ハート)の失脚によって実権を握ることになる男だ」

――ビル・ヘイドンの魅力はどこにありますか?

「ビルはカリスマ的存在でサーカスの若手にも崇拝者がいる。人を引きつけるんだ。『アラビアのロレンス』を気取っていて、周囲も納得する実力者でもある。威勢がよく、華のある人物といったところだけど、傲慢な印象もある。規則に縛られるのを嫌うんだ」

――アルフレッドソン監督や他の共演者について聞かせてください

「素晴らしい共演者に恵まれて本当に助かったよ。周囲の流れに合わせれば全てうまくいく調子だった。アルフレッドソン監督は役者の持ち味を引き出す力があるね。マイナス面が見当たらないこのメンバーなら、台本を読む前に出演を決めるよ!」

――本作の登場人物について聞かせてください

「登場人物らの深い孤独に心を揺さぶられたよ。昔の話だが原作者ル・カレの小説を“深みのない児童文学”と評した人がいた。だが、それは誤りで、彼の作品は哀愁に満ちている。孤独の理由は任務の重みにあると思う。だから、原作者の彼に会うのを楽しみにしていたんだ。魅力的な人柄に加え、登場人物の生みの親だから、撮影現場の誰もが興奮したよ! 神が現れたような騒ぎだったさ」

スマイリーが最後に見つけ出した意外な裏切り者(=もぐら)の正体は誰なのか? コリン・ファースが語るように、本作には登場人物それぞれの悲哀感があふれている。そして彼らを演じる役者たちの演技にはほれぼれとさせられる。是非とも劇場で堪能してもらいたい一作だ。【Movie Walker】

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Jack English [C] 2010 StudioCanal SA| [C]GLOBE PHOTOS/AFLO| 写真:SPLASH/アフロ| [C]2011 Twentieth Century Fox| [c]2011 KARLA FILMS LTD, PARADISE FILMS S.A.R.L AND KINOWELT FILMPRODUKTION GMBH. ALL RIGHTS RESERVED.| [c]GLOBE PHOTOS/AFLO| [c]2010 StudioCanal SA.| [c]A.M.P.A.S.