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渡部篤郎と真木よう子が火花を散らす!映画版『外事警察』の現場に潜入

2012年3月09日 12:09

“公安の魔物”住本健司(渡部篤郎)が、貿易会社の社長夫人・奥田果織(真木よう子)に詰め寄るシーン

渡部篤郎主演で禁断の世界を描いたサスペンス映画『外事警察 その男に騙されるな』(6月2日公開)のロケ現場に潜入! 警視庁公安部外事課、外事警察とは、実在の組織であり、“日本版CIA”とも呼ばれる国際テロ捜査専門の精鋭部隊のこと。渡部扮する“公安の魔物”住本健司が今回立ち向かうのは、国を巻き込む核テロの脅威だ。本作の撮影現場を訪れた昨年9月は、渡部扮する住本と、真木よう子扮する貿易会社の社長夫人・奥田果織が激しく口論し合うシーンの撮影日だった。

ロケが行われたのは、奥田正秀が社長を務める奥田交易の事務所という設定の古いビルだ。「報告・連絡・相談の“ホウレンソウ”でクレームをなくそう」という貼り紙がされていたり、チマチョゴリの女性のカレンダーが掛けられていたりと、表向きはクリーンな普通の貿易会社という印象を受ける。不正輸出の疑いで正秀をマークしていた住本は果織に目をつけ、彼女に自分の夫のスパイを務めるよう促す。

渡部はドラマに続いて、任務遂行のためには手段を選ばない住本の非情さをにじませる。また、果織役の真木は、妻として夫を裏切る自責の念と、母親として一人娘を思う母性愛を体現。窮地に追い込まれた果織が、住本に感情を吐露するシーンでは、監督も粘って何度もテイクを重ねていた。

ドラマでも流麗なカメラワークを見せた堀切園健太郎監督は、映画でもなるべく臨場感をとらえ、色々な角度から役者の表情をおさえられるようにとカメラ2台を使用。大掛かりなライトで外から光を当てたり、スモークをたいたりして、緊迫感あふれる空気感を作り出していた。

綿密なストーリーとクールな映像クオリティをそのままに、警察関係者、政財界などへの徹底的な取材により、リアルでさらに危険なテーマに挑んだ『外事警察 その男に騙されるな』は、テレビドラマで打ち出した“警察=正義ではない”という図式を継承した意欲作となった。渡部や真木をはじめ、核テロに関わる科学者役を怪演した田中泯の鬼気迫る演技も素晴らしい。また、渡部同様にドラマ版から続投の尾野真千子、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌が参加した他、韓国からは『食客』(07)のキム・ガンウも物語のキーマンとして登場、プサンとソウルでも大掛かりなアクションロケを敢行した。完成した本作は、ドラマファンも血沸き肉踊る映画となっているに違いない。【取材・文/山崎伸子】

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