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小雪が出産後初の公の場。巨匠・マーティン・スコセッシ監督に花束贈呈

2012年2月16日 14:34

『ヒューゴの不思議な発明』の会見にマーティン・スコセッシ監督と小雪が登壇

本年度アカデミー賞で最多11部門ノミネートの『ヒューゴの不思議な発明』(3月1日公開)で、マーティン・スコセッシ監督が5年ぶりに来日、2月16日にザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を開催した。ゲストに『ラスト・サムライ』(03)でハリウッドからも注目された小雪が登壇。小雪にとっては、産後初めて公の場での仕事となった。

スコセッシ監督が、自身初となる3D作品に挑んだ本作は、1930年代のパリを舞台に、孤独な少年ヒューゴと人々の出会いを描く感動作。小雪は本作について「ひと言で感想を言うのは陳腐な感じがしますが、ストーリー、脚本、美術、衣装、音楽、キャスティングと全てが完璧で。3D効果が奥行きを持たせていて、世界に引き込まれ、夢の中にいるような感じでした」と感激しながらコメント。

スコセッシ監督は本作が「特別な作品となった」と、あふれる思いを語ってくれた。「今まで作った作品とは少し違うし、個人的な作品です。私は年をとってから幼い娘を授かって、現在12歳となりました。それは自分の人生にいろんな経験をもたらしてくれたんです。子供の視点や観点からものを見るようになり、娘の友人たちからもたくさん影響を受け、より自由な考え方を持つことができるようになりました。だから今回、画を描いてみたり、それを動かして物語を伝えるってところに立ち返ることができました」。さらに「妻から『一度で良いから娘のために作品を作ってみたら?』と言われたんです」と付け加えた。

映画作りでこだわる点についてはこう語ってくれた。「私は個人的な接点がないと映画を作れないんです。だから、私は映画監督ではないというか。本物の映画監督なら、いかなる作品も上手く撮ることができるから。でも私は育ち方からして違うんです。ヒューゴでは、私が子供の頃、映画に夢中になっていた経験を投影しているし。年を重ねていく中、『ディパーテッド』(06)や『シャッター アイランド』(09)では完全に行き詰まったので、そこからまた新たなやり直しをしないといけなかったんです。だから『ヒューゴの不思議な発明』は自分にとって恵でした」。

本作は、ジョルジュ・ メリエスという伝説の監督の半生もフィーチャーし、スコセッシの映画愛がたっぷり詰まった秀作となった。来る2月26日(日本時間2月27日)のアカデミー賞授賞式で、本作が何部門受賞するかにも期待が集まっている。【取材・文/山崎伸子】

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