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アカデミー賞レースでも話題を呼んでいるモノクロ・サイレント映画の魅力とは?

2012年2月05日 12:00

映画誕生から120年近くが経過し、国内外でモノクロ・サイレントの良さが見直される時代に?

先日発表されたアカデミー賞のノミネート作品を眺めてみて、有名な監督たちの作品に囲まれながらも、一際異彩を放つ映画があることに気づいた人も多いのではないだろうか。その映画の名は『アーティスト』(4月7日公開)。作品賞や監督賞を含む10部門にノミネーションされている同作は、今回のノミネート作品のなかで最も注目を集めている映画だ。

なぜ、この作品がそこまで目を惹くのかと言えば、それはやはり同作が全編モノクロ・サイレントで撮影された、現代では珍しい映画だからだろう。スター俳優と新人女優の恋をコミカルかつロマンティックに描いた同作は、モノクロ・サイレント映画の持つ不思議な温かみや、シンプルな魅力にあふれており、今後この形式が見直されるきっかけになるのではないかと思わせるほどだ。

ところで、実は日本にも公開を目前に控えたモノクロ・サイレント映画があるのをご存知だろうか。それが、青年ミュージシャンのほろ苦い恋を描いた映画『ボレロ』(2月4日公開)だ。同作は全編に静かな切なさが満ちた美しい作品。監督の田島基博は前作『シルエット』(08)でもモノクロ・サイレントの恋愛ものに挑戦しており、さしずめ和製モノクロ・サイレント映画の旗手といったところだ。

3D映画の流行に抗うかのように、リバイバルされ始めているモノクロ・サイレント映画。偶然かもしれないが、今回取り上げた映画が全てラブストーリーであるというのは興味深い。意外にもモノクロ・サイレントという形式は、抒情的な雰囲気を表現するのに適しているようだ。オスカーの行方と併せて、是非モノクロ・サイレント映画の世界にも注目してみてほしい。【トライワークス】

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