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『J・エドガー』のレオナルド・ディカプリオ、8人の大統領が恐れた影の独裁者フーバーを語る

2012年1月28日 07:30

『J・エドガー』で主演を務めるレオナルド・ディカプリオ
『J・エドガー』で主演を務めるレオナルド・ディカプリオ[c]2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

クリント・イーストウッド監督×レオナルド・ディカプリオが初タッグを組み、ジョン・エドガー・フーバーの半生を描く『J・エドガー』(1月28日公開)。本作の主演を務めるレオナルド・ディカプリオのインタビュー映像がMovie Walker独占で公開された。

20代の若かりし頃から70代の晩年までのエドガーを渾身と迫真の姿で演じたディカプリオは、様々な顔を持つエドガーについて、「彼は祖国のために全てを犠牲にする。個人的な関係も家庭生活も祖国のために捨てるんだ。僕にとっては、そこがなかなか納得しにくく、理解しようと努めた。彼はFBIでの職務を“聖職”としてとらえ、何よりも重要だと考えていたんだ」と分析する。

エドガーは、科学捜査の基礎を確立、犯罪者の指紋管理システムの構築など犯罪撲滅に務め、FBIを今のような影響力を持つ強大な組織へと発展させる一方で、盗聴などをもってジョン・F・ケネディやフランクリン・ルーズベルトなど、アメリカのあらゆる政治的重要人物の秘密を掌握。その秘密を武器に、要人に対する恐喝や政治的迫害を行ったことで国を動かし、アメリカの影の独裁者とも言われている。

物語は、人生の終盤に差しかかったJ・エドガー・フーバー長官が、部下に命じて回顧録を書き取らせるところから始まる。記憶はFBI誕生以前へと遡り、彼の表の経歴が語られると共に、その裏側の野望、企み、葛藤、苦悩が次第に明らかにされていく。国家を守るという絶対的な信念は、そのためになら法を曲げてかまわないというほど強く、狂信的なものとなり、それゆえにエドガーは正義にもなり、悪にもなった。彼の野心と孤独、心の葛藤を浮かび上がらせることで、多面性のある人間的キャラクターとして際立たせたイーストウッドの手腕には、思わずうなるしかないだろう。彼は果たして正義だったのか、悪だったのか? その答えは劇場へ足を運び、自身の目で確かめてもらいたい。【Movie Walker】


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