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『ベルセルク』ガッツ役の岩永洋昭が語る男の友情とは?

2012年2月02日 17:00

『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』でガッツ役を務めた岩永洋昭

三浦建太郎による同名人気コミックをアニメ映画化した『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』が2月4日(土)に公開される。それに先駆け、本作が声優初挑戦となった主人公ガッツ役の岩永洋昭にインタビュー。作品の魅力や、男どうしの友情について熱く語ってもらった。

本作は、ヤングアニマルに連載中の三浦建太郎による同名コミックをアニメ映画化したダークファンタジー。22年連載が続くコミックは、国内外合わせて累計3000万部を売り上げているほどの人気作品だ。物語の舞台は、中世ヨーロッパを彷彿とさせる世界。屈強な剣士ガッツ(声:岩永洋昭)と、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィス(声:櫻井孝宏)が出会い、絆を結び、やがて希望と絶望の狭間でぶつかりあっていくふたりの複雑な運命が描かれている。

オーディションでひと言発しただけで一発OKだったという岩永洋昭。テレビ、映画、舞台で活躍し、代表作には「仮面ライダーオーズ」(伊達明・仮面ライダーバース役)、「花嫁のれん2」(榛名武司役)などがある。

――初めて声優をやってみてどうでしたか?

「俳優のお仕事とは全然違うと思いました。実はヒーローものに出演していた時、アフレコをやったことあったので、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが。今回は絵ができあがっていないなかで行われたというのもあるし、タイミングを計って声を入れるというのも慣れない作業で。最初はそこで戸惑いました」

――オーディションではどういう気持ちでしたか?

「漫画は読んでいたので、自分なりにガッツをイメージして臨みました。すぐに結果が出ると聞いていたので、4、5日待たされた時はあれ?駄目だったのかな、と不安になりましたが。でも選んでいただいて嬉しかったです。漫画は10年ちょい前の大学の時に友達に勧められて読み始めました。最初は、わー、エグいなあと思いましたが、どんどんはまっていって。お気に入りのキャラはゾッドとか。風貌からして、お前絶対強いだろう、みたいなところが良いですね(笑)」

――ガッツを演じて、こだわったところはどこですか?

「気を付けていたのは、より力強くというところ。実は、キャスカ役の行成とあさんとは現場で何度か一緒になったものの、あとは一人だったんですが、周りのキャストの足は引っ張らないように、とは思っていました。グリフィス役の櫻井孝宏さんとお会いしたのは一度です。重要なシーンで、ここはみんなでやった方がより良いものになるのでは、ということで」

――自身の性格でガッツと通じるところはありますか?

「あまりないですね。あそこまで強くはないし、トラウマもないですしね。僕は本当にのほほんと過ごしてきました(笑)。ガッツは頼もしいキャラクターなので憧れはしますけどね。似てるって言われるのは髪型くらい。あと、身長も近いらしいです(笑)。ちなみに、ガッツに対して理解できない部分もありませんでした。ガッツには、昔のトラウマがあって、という順序があるので。“鷹の団”を抜けてしまうところなど、ガッツの行動に関しては、筋が通っているなと思えました」

――ガッツとグリフィスの男の友情について共感するところはありますか?

「あの物語の中での友情というのは、時代背景によるところも大きいと思います。今はありがたいとは思うのですが、平和な時代ですので、そんななかにいてあそこまで深い友情を築くというのは難しいと思うんです。僕はバスケなど団体競技をやっている経験から“チームだからこそいつも以上の力が出せる”ということや、“みんなでやった方が何でも楽しめる”ということはわかるのですが。まあ、恋人か友情かといったら僕は友情を重んじます」

――では、これからやってみたい仕事があれば教えてください

「もともと映画が好きなので、今後も映画をやっていきたいですね。今回は運良く、3部作の『ベルセルク』というアニメ映画に関わらせていただけたのですが、やっぱり映画は良いなと改めて思いました。どんな役でもやりたいです。僕はアクションとかも好きで。『トランスポーター』シリーズの俳優、ジェイソン・ステイサムとか本当に格好良いですよね。ああいう役もやりたいですし、恋愛ものもやったことがないので、良いなと思います。もっと演技力を磨いていかなくては!」

最後に岩永は、「『ベルセルク』3部作は、1より2、2より3、と面白くなっていきます。今まで『ベルセルク』を知らなかった人にも是非見ていただきたいです。僕はやれることを精一杯やっていきたいと思います!」とコメント。終始、落ち着いた語りで本作をアピールした。【Movie Walker】

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