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メリル・ストリープ、サッチャー元首相の認知症の演技に賛否両論

2011年12月11日 14:00

マーガレット・サッチャーを演じたメリル・ストリープ
マーガレット・サッチャーを演じたメリル・ストリープ[c]GLOBE PHOTOS/AFLO

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(日本2012年3月16日公開)で英国元首相マーガレット・サッチャーを演じたメリル・ストリープは来年のオスカー有力候補と目されているが、本国では彼女の演技が物議を醸しており、「自分が知っているサッチャー元首相とはまるで別人だ」と主張する保守党関係者もいるようだ。

サッチャー政権時代に彼女の側近の一人だった保守党のノーマン・テビットは、「自分の知る限り、彼女はメリル・ストリープが演じているような、ヒステリックな人物でも、やたらと感情的になったり大袈裟な振る舞いをする人物でもなかった」と英紙テレグラフ紙に語っており、特にサッチャー元首相が認知症になってからの演技は賛否両論で、「自分の母親があんなふうに描かれているのを見たくはない」と言う議員もいる、と英ガーディアン紙は伝えている。

これを受け、同作の2012年1月の英国公開を前に、メリルがBBCに「私たちがうまく扱えば、(認知症の演技も)大丈夫だろうと思いました。それは不名誉なこととしてとらえられるべきではありません。それは人生であり、真実です」と語った。また、彼女は役作りをするために、サッチャー元首相の娘キャロル・サッチャーが母親の認知症について書いた著書を読んだそうで、「キャロルは、あの本を書いたことで激しい批判を受けました。だけど、認知症の家族がいる人々からは感謝されたのです」と結んでいる。【UK在住/ブレイディみかこ】

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