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ミッキー・カーチス「死ぬかと思った」 矢口監督最新映画『ロボジー』完成

2011年12月07日 15:21

『ロボジー』が史上最高齢試写会を開催

『ウォーターボーイズ』(01)、『ハッピーフライト』(08)の矢口史靖監督の最新作『ロボジー』が完成。12月7日、都内で60歳以上を条件にした史上最高齢試写会が開催され、主演の五十嵐信次郎や吉高由里子、濱田岳、川合正悟(チャンカワイ)、川島潤哉らキャストが矢口監督とともに登壇し、舞台挨拶を行った。

壊れたロボットの中に、73歳の老人を入れることになった窓際社員3人とロボットの騒動を描いた本作。主人公であるロボットの中に入ったのは、音楽活動をはじめ、さまざまなジャンルで活躍するミッキー・カーチス。「漢字で強そうな名前に憧れていた」と話す彼は今回、「五十嵐信次郎」という名前で主演を務めた。「ロボットは30キロくらいあった。たくさんのボルトで固定するから、1回入ったら脱ぐのに1時間はかかったし、ロケ地の北九州はマイナス2℃のときもあり、これこそ死ぬかと思った」と撮影の苦労を語った。

「史上最高齢試写会」と題されたこの日、会場の観客席は60歳以上のシルバー世代のみ。その来場者の年齢は、総計すると、なんと31,084歳。中には、90歳、91歳という観客も来場していることがわかり、矢口監督は「今回の試写会の企画を聞いたときは、お年寄りだから当日お休みされる方も多いと思いましたが、席がほとんど埋まっていてビックリ」と驚き、吉高由里子が「おばあちゃんを誘えば良かった。みなさん、お元気ですかー!?」と呼びかけると、観客席からは明るい声と拍手が返ってきた。

壊れたロボットの中に、老人を入れようと奮闘するロボット開発部員を演じたのは、濱田岳、川合正悟、川島潤哉の3人。濱田は「ふしぶしが痛む寒い中、よくお越しくださいました」と挨拶し、本作が俳優デビューとなった川合は「温かい会場でゆっくりとお休みになってください」と、また川島も「出不精になっているお友達に是非映画を勧めてもらって、映画が良い機会になれば」と、それぞれお年寄りを気遣ったコメントをした。

またイベント後半には、75歳のボディビルダーや、73歳のなわとび世界記録保持者、79歳の女性が代表を務めるシニアチアリーダーが登場し、パワフルなパフォーマンスを披露した。とても高齢とは思えないその姿に、矢口監督は「新しい題材をみつけてしまったみたい。約束はできませんが、この先も全員生き残っていたら映画を撮りましょう」と新作への意欲を見せた。そして「皆さんのパワーに押されてしまいましたが、作品はとても面白く仕上がっています。是非お友達やお孫さんに話していただき、みなさんに楽しんでもらいたい」と映画をアピールした。

矢口監督が「がっかりするくらいのおじいちゃんが、どんどんかっこよくなっていく」と話す『ロボジー』。毎回コミカルながらも心温まる内容で楽しませてくれる映画を手がけてきた監督が、「ジジイとロボット」という題材に挑んだ本作は、日本中の老若男女にパワーと笑顔をもたらしてくれそう!【取材・文/鈴木菜保美】

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