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超精巧なミニチュアがすごすぎる! 1人の男が15年かけて作り上げた本気のSF映画とは

2011年12月07日 10:00

懐かしきSF映画の香り漂うドイツ発の作品が登場 | [c]2011 MAGNA MANA FX GmbH All rights reserved.

幼い頃に見たSF映画に感銘を受け、その世界観に憧れ、プラモデルを作ったり、イラストを描いたり、中には自分で映画を作ってみたいと思った人もいたのではないだろうか。そんなSF映画への情熱ゆえ、15年もの歳月をかけ、一本の作品を作り上げてしまった男がいる。ドイツ人のその男の名はジャック・モイク。

12月10日(土)公開の『惑星戦記ナイデニオン』はジャック・モイクが監督・原案・製作・撮影・音楽・編集・ミニチュア監督・衣装・出演など、ほぼ全てを務める壮大なスペースサーガだ。モイクは、16歳の時に本作の元となる作品の脚本を書き上げ、以降、SF作品の特殊効果を学んだ後、テレビや映画などのビジュアルエフェクトや特撮、模型制作、編集などに携わる傍ら、友人や映画ファンと共に本作を完成させた。

元スゴ腕の戦闘機パイロットで運び屋の男が、戦争中の国家間の和平交渉に参加するという女性を送り届ける仕事を引き受けたことから、謎の刺客に追われることになる。『スター・ウォーズ』シリーズや『エイリアン』シリーズ、『ブレードランナー』(82)といった作品へオマージュを捧げたという本作は、そのストーリーにはどこか聞いたことがあるような箇所も見受けられるが、そんな雑音を跳ね返して余りあるのが、ミニチュアを使用した迫力の描写だ。

CG全盛の今とは違い、前述した『スター・ウォーズ』などでは巨大戦艦や戦闘機といったメカ類はミニチュア模型を制作し、キャストと合成し撮影されていた。モイクもミニチュア模型の制作に力を注ぎ、宇宙船や戦闘機といったものから、格納庫や建物までを手がけ、その中でも離着陸場などを擁する巨大渓谷のミニチュアなどは模型職人もうなるほどの出来映えとなっている。それらを最新のVFXで合成処理し、どこか懐かしい雰囲気を持つ古き良きSF映画として仕上げたのだ。

モイク自身が主人公を務め、ヒロインを演じるのはモイクの妻であるアネッテ・シュミーゲル。その他の出演者もほとんどが素人という壮大な自主映画。だが、自主映画の規模をはるかに超えたそのクオリティは賞賛に値する。かつて『スター・ウォーズ』に胸をときめかせた30代、40代の男性諸氏なら思わずうなってしまうに違いない。【トライワークス】

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