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椎名誠原作「ぱいかじ南海作戦」を阿部サダヲ、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希で映画化

2011年12月1日 14:57

『ぱいかじ南海作戦』に出演する、左から、阿部サダヲ、貫地谷しほり、佐々木希、永山絢斗
『ぱいかじ南海作戦』に出演する、左から、阿部サダヲ、貫地谷しほり、佐々木希、永山絢斗[C]2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会

2004年に刊行され、椎名誠ワールド全開の“現代版ロビンソン・クルーソー”と評された小説「ぱいかじ南海作戦」が、阿部サダヲ、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希で映画化されることがわかった。監督は長編映画初監督となる細川徹。今回の映画化に椎名は「これは原作よりもはるかに痛快、面白映画になりそうだ」と期待を寄せている。

リストラと離婚が同時にやってきて、マンションまで売り払ったカメラマンの佐々木は、唐突に南の島で気分転換をと思い立ち、南の果ての西表島まで来た。島に着いた日に4人組のキャンプ生活者(ホームレス)に出会い、最初は警戒するものの先生、マンボさん、ギタさん、ヨシオと名乗る彼らは佐々木を歓迎、愚痴まで聞いてくれる。しかし、盛大な酒盛りに酔い潰れた翌日、佐々木の全財産と全荷物と共に4人組は忽然と姿を消してしまう。全てを失い途方に暮れる佐々木のもとに、都会風の世間知らずな若者オッコチが現れ、佐々木を偉大なサバイバーと勘違いし、共同生活を始めることになるが、ふたりの間には徐々に友情が生まれていく。そこへ関西弁のアパとキミが加わり、4人の奇妙な海浜生活がスタートし、次第に結束は固まっていく。

沖縄地方の方言で“南から吹く風”という意味を持つ、「ぱいかじ」。働く会社が倒産、同じ時期に妻にも去られ、全てをリセットするために南の島へと旅立つ男・佐々木を演じる阿部は、今回の映画化について、「細川徹さんが監督・脚本と聞いて、演りたいと思ったし、原作を読んでみて、全く知らない世界の面白い話だったので、気合いが入りました」とコメントを寄せた。2007年に自身のデビュー作品「おじいさん先生」の脚本を務めた細川監督とタッグを組む永山は、今回、佐々木と海浜生活を共にするオッコチを演じる。阿部の印象を永山は、「本当に楽しくて、良い方。のんびりしながら親睦を深められました」と明かし、永山について阿部は、「撮り順が台本の流れと逆になっていたので、かなり永山くんの芝居に助けられました! すごい俳優です!」と絶賛した。

そんな男ふたりとなぜか一緒にサバイバル生活を送ることになるアパを貫地谷、キミを佐々木が演じる。阿部と初共演を果たした佐々木は、「芸能人で一番好き」と豪語する阿部のファン。「初めてお会いした時はとても緊張しましたが、とても優しく気さくな方だったので、今回共演させていただき、もっと好きになりました」と告白。そんな佐々木と貫地谷の存在は「とにかく明るく、おふたりが西表に来て現場がにぎやかになりました! 女子が来たって感じです」と阿部は話す。

本作の舞台は西表島。原作を忠実に再現するため、オール西表島ロケを行った。透き通る海と突き抜ける青い空を持つ現代のパラダイスとも言える西表島の自然を、スクリーンいっぱいに表現。撮影中には何度か地震が発生し、警告のサイレンが鳴るたびに、キャスト、スタッフが高台に避難することもしばしば。スコールのような雨ばかりで出演者、スタッフ含め、機材が濡れるのを防ぐためにバタバタの撮影を行うなど、サバイバル撮影となったが、阿部は「本当の自然がたくさん残っている素敵な島」と島の魅力を語った。

コントユニット“男子はだまってなさいよ!”の主宰を務め、2000年代のシティボーイズ・ライブでは作・演出を担当している細川監督が、監督のみならず脚本家としても本作に息を吹き込む。11月1日にクランクイン、11月27日にクランクアップを迎えた『ぱいかじ南海作戦』は2012年夏に全国公開となる。【Movie Walker】

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