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ブラピの引き立て役とは言わせない!? シリアス演技で株を上げたコメディ俳優とは

2011年11月14日 9:00

童貞高校生役でブレイクしたぽっちゃり系俳優、ジョナ・ヒルが名演を見せている

ブラッド・ピットがメジャーリーグの弱小チームを常勝軍団に変えた男・ビリー・ビーンを演じる話題作『マネーボール』(公開中)。本作でアカデミー賞ノミネートの呼び声も高いブラッドの演技は見ものだが、そのそばにどうも気になって仕方がない男がいる。

もじゃもじゃ頭にメガネ、コロンとした太目のルックスで、ビリーの周りを動き回る青年ピーター。実はそんな彼こそ、ビリーの戦略を支え、成功の足がかりを作った立役者なのだ。演じたジョナ・ヒルは、全米屈指のコメディ俳優としても知られており、本作の演技でさらに評価が上昇している注目株だ。

そもそもジョナ・ヒルが知られるようになったのは、『40歳の童貞男』(05)、『無ケーカクの命中男 ノックトアップ』(07)などで知られる、コメディ界の鬼才ジャド・アパトー監督作品に出演したからだ。アパトーがプロデュースを務めた『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07・日本未公開)の主演で人気を決定づけた彼は、特徴的なルックスと、絶妙な“間”のセンスで、一度見たら忘れられない存在感の持ち主。自ら脚本を手掛けるなど、映画人としての才能も期待されていた彼が、本作のシリアス演技で、ただの“おデブ”キャラクターでないことは一目瞭然だろう。最近は激痩せぶりも話題で、その肩書きは、コメディ俳優から実力派俳優へ変わりつつある。

だが、そんな彼と同じように、コメディをベースとしながらも他ジャンルで活躍する俳優は案外多い。『エターナル・サンシャイン』(04)のジム・キャリー、『主人公は僕だった』(06)のウィル・フェレル、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)のスティーヴ・カレルらは、既にコメディ以外のジャンルでも存在感を発揮している。幅広い表現力を必要とされるコメディ俳優は、シリアスな演技もできてこそ、一流と言えるのかもしれない。本作でそれを証明したジョナ・ヒルの今後が大いに楽しみだ。【トライワークス】

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